令和4年度の第二回「東京都創業助成」の情報が公開されています。
東京都の創業助成制度は、ものづくり補助金や事業再構築補助金などといろいろな面で異なっています。
人件費や賃料なども対象経費とされている関係で、多くの創業者の方がこの補助金獲得を目指して頑張っています。
東京都創業助成金の採択のための最大のポイントは、東京都創業助成そのものの目的を理解し、申請書に反映すること。
これに尽きます。
東京都創業助成の事業目的は、募集要項に書かれています。
ざっくり言いますと、都内の開業率は欧米に比べて低い状況が続いているところ、東京都としては開業率アップのために「創業のモデルケースの発掘や事例の発信」が必要だと考えているのです。
そのツールの一つとして、創業助成金として事業資金300万円を補助しましょう、と。
さて、「創業のモデルケースの発掘」はどのように実現していくのでしょうか?
これから創業しようと思っている方々の参考になるような「事例の発信」とは?
一つの視点としては、
なるほど!、こういった創業のケースがあるんだ!! → これなら自分も創業にチャレンジしてみよう!
と、「起業準備層」の人たちに思ってもらえる創業であれば、「創業のモデルケース」となり得ますよね。
とはいえ、そこは「補助金」です。
要件を満たしたからといって採択されるといったものではありません。
特に、東京都の創業助成は採択率が低い!
採択率が低い、要因はいくつかありますが、その辺りも次回深掘りしていきましょう。
行政書士阿部総合事務所では、東京都創業助成金の申請サポートも行っております。詳細は下記弊所運営のサービスサイトをご確認ください。
行政書士阿部隆昭