あと1週間。もう1週間。…たったの1週間。
「持続化補助金」の締切が目前に迫った今、御社の申請書は大丈夫ですか?
ここまで頑張って書いた書類。
けれど、ほんの些細な“やりがちミス”が原因で、あっさり落とされるケースが後を絶ちません。
今回は、実際の不採択事例をもとに、「申請者がよくやるNGパターン5選」を紹介します。
この記事を読んで、ラスト1週間のブラッシュアップに使えば、採択可能性は確実に変わります。

1. 数字のない計画書【=信じられない「絵に描いた餅」】
補助金は未来の「投資」に対する支援制度です。
その未来がぼやけている=「投資対象として不適格」と判断されます。
典型的NGはこれ:
「売上を増やして地域に貢献します」←で、いくら?いつ?どうやって?
KPI(数値目標)の有無が評価に大きく影響します。
✅ 対応策:
- 「売上前年比10%UP」「新規顧客年間50件」「客単価500円アップ」など、明確な数値を書く
- 実績がない場合は、市場データや類似事業の数値を引用して根拠を補足
2. 自社の強みが伝わらない【=どこにでもある会社、と思われる】
差別化ポイントをアピールしない申請書、めちゃくちゃ多いです。
特にNGなのがこの言い回し:
「地域に根差したサービスを提供しています」
「お客様第一で取り組んでいます」
…それ、みんな書いてます。
補助金の審査は「その会社に投資する理由があるか?」を見るもの。
つまり「うちじゃなきゃダメだろ」って納得させなきゃいけない。
✅ 対応策:
- 「地域唯一の有機野菜専門店」「県内で唯一のXX技術保有」など、“具体的に”強みを説明
- 数字、受賞歴、取引先、メディア掲載などを出せると強い
3. 公募要領を“読んでない感”が丸出し【=書類のズレで即終了】
想像以上に多いのが、「過去の公募要領を使い回した」パターン。
それによって…
・補助率のミス
・対象経費の誤認
・様式の間違い 等々
などが発生して、せっかくの内容が書類不備で終わりになります。
2025年も、申請類型、申請様式や対象経費、補助上限額などに変更あり。
ギリギリだからこそ、「確認したかどうか」が運命を分けます。
✅ 対応策:
- 最新版の公募要領を必ずダウンロード(印刷してマーカー引いてください)
- チェックリストを自作して、反映できているかを確認
- 一度は確認ミーティングをしておくのが理想
まとめ:1週間で“落ちない申請書”に変えられる
ラスト1週間、焦ってると思います。
でも、焦って出して「これで通るだろう」と思って出した申請書が、落ちた時のあの虚無感…。
だからこそ、この「やりがちミス3つ」は、チェックしておいて損はありません。
逆に言えば、この3つを直せば、“通る申請書”に一歩近づけます。
そのための最後の仕上げ、今日から始めましょう。