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補助金不採択経験者必見!【“よく書けた”と思った計画書が、なぜ落ちるのか?3つの盲点】|行政書士阿部総合事務所

April 22, 2025
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サービス概要

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ビジネスアイデア構築から事業計画書策定、資金調達(創業融資や創業助成金等)、人材育成、会社設立・許認可取得までトータルサポート。関連士業など万全の支援体制で安心して創業できます。

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ビザ(在留資格)の取得(経営管理、技人国等)・変更・更新取次手続き等、出入国在留管理町認定取次行政書士として法令に則った申請をサポートします。外国人労働者を雇用する企業のコンサルティングも行なっています。

【“よく書けた”と思った計画書が、なぜ落ちるのか?3つの盲点】

補助金申請を経験したことがある方の中には、 「今回はかなりよく書けた!」 「内容には自信があったのに、まさかの不採択……」 という声が少なくありません。

実は、それには明確な“理由”があります。

行政書士あべせんせーのYouTubeチャンネルでは、今回、 【よく書けたと思った計画書が、なぜ落ちるのか?】 というテーマで、審査の現場から見た“3つの盲点”を徹底解説しました。

この記事では、その内容をベースに、ブログ読者向けに要点と実例を交えながら、計画書の改善に役立つポイントをお伝えします。


なぜ“自信があった計画書”が不採択になるのか?

結論から言えば、「伝わっていない」からです。

書いた人には伝わっているつもりでも、審査員にはその真意が届いていない。 つまり、 「良い内容」=「伝わる内容」ではない、ということです。

この“伝わらない計画書”には、3つの典型的な落とし穴があります。


落とし穴①|自慢話ばかりで“誰のための事業か”が見えない

計画書の中でありがちなのが、「自社の強み」を延々と書いてしまうパターンです。

たとえば、

  • 高性能な設備を導入する
  • 独自技術を持っている
  • 他社にはないサービスである

……など。

もちろんアピールは大事です。しかし、それだけでは審査員には届きません。

【審査員の視点】は、「それって誰の役に立つの?」です。

✅ 改善のヒント

  • “誰に”“どんな課題を解決するのか”を明確に
  • 自社目線ではなく、顧客や社会目線での価値に言い換える
  • たとえば:「〇〇町の高齢者の買い物困難を解消するため、移動販売車を導入」など

落とし穴②|審査員の評価ポイントを完全に外している

補助金申請は、“やりたいことを書く場”ではなく、“評価される項目に沿ってアピールする場”です。

公募要領に書かれている審査項目(例:有効性、実現可能性、波及効果など)を無視してしまうと、どれだけ熱意があっても採択されません。

✅ 改善のヒント

  • 各項目ごとに、評価されるポイントを明文化して書く
  • 「導入前→導入後の変化」や「実施体制・スケジュール」など、チェックリスト的に記載する
  • 他人に見せる文章であることを忘れず、構造と根拠をセットに

落とし穴③|補助金の“その先”の未来像が書かれていない

計画書の多くは、「設備を導入します」「新サービスを始めます」までで終わってしまいがち。

しかし、審査員が見ているのは、その先——つまり、 「補助金を活用した結果、どんな未来が広がるのか?」です。

たとえば:

  • 月商がどれくらい増加見込みなのか
  • 顧客数や雇用数がどう変化するか
  • 地域社会や業界への波及効果があるか

✅ 改善のヒント

  • 数字で語れる成果目標を入れる(売上、集客、満足度など)
  • ビフォーアフターをセットで記述
  • 「補助金があればやる」ではなく「やるべきことを補助金で加速する」姿勢を伝える

補助金申請は“表現”次第で結果が変わる

補助金の世界は、“内容の良さ”と“書き方の巧さ”がセットで評価される世界です。

だからこそ、今回紹介したような、

  • 抽象表現を数字に言い換える
  • 主張を課題解決視点に変える
  • 自社目線を利用者視点に切り替える といった工夫が、結果に大きく影響します。

YouTubeで動画解説しています!

今回のテーマは、以下のYouTube動画で実例付きで詳しく解説しています。

▶【“よく書けた”と思った計画書が、なぜ落ちるのか?3つの盲点】 https://youtu.be/yzIyMR746ew

動画では一言一句、丁寧に説明していますので、 計画書を書いている最中の方、次回こそ通したい方は、ぜひご覧ください!


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