補助金申請の場合、◯◯文字以内で、という制限付きで「事業計画名」を定めることがほとんどです。
この、事業計画名、実際に付けようと思うと結構難しいのです。
なぜかと言いますと、申請書全体をみたときに、その後に続く補助事業計画書本体の内容を的確に反映する必要があるから。
そのようなことを意識せずにつけた事業計画名でも採択されることはあります。
事業計画名そのものは、審査対象にはなっていないからですね。
とはいえ、”人”が審査する以上、申請書は読みにくいよりは読みやすい方がいいわけです。
理解されにくい、理解までのスピードが遅い、よりは読み進めながらすんなり理解できる方が望ましい。
ですので、事業計画書全体のストーリー構成とか内容とかに趣向を凝らすわけです。
「事業計画名」はその入口。
最初の段階で、これから読み進める計画書は、このような内容が書かれています、と補助金申請書の読み手に印象付けをしたいのです。
なぜかというと、理解のスピードが早まるから。
企画書、報告書、提案書でも、同じですよね。
これは何の企画書なのか?、と疑問を持ちながら読み進めるよりはタイトルで概要を伝えてから詳細に入った方が読み手としては圧倒的に楽です。
内容把握にかける時間も大幅にショートカットできますしね。
今回の「行政書士あべせんせーチャンネル」では、6つの鉄板キーワードを組み合わせて「事業計画名」を作ってみようという内容です。
ものづくり補助金を例に挙げましたが、言わんとしていることは事業再構築補助金でもその他補助金助成金でも同じです。
これから補助金申請に取り組む事業者様はぜひ最後までご覧ください。
行政書士阿部隆昭