補助金申請を専門家に依頼するときは、説明し過ぎるくらい詳しい方が採択可能性は高まります。
その理由はシンプルに二つ。
理由1 大切かどうかは受任者である専門家側で判断するから。
理由2 事業にもっとも詳しいのは事業主だから。
補助金申請に必要な情報かどうか?、大切な情報かどうか?、それらは専門家側で判断し取捨選択します。
”これは必要ないだろう”、”これは伝えなくていい情報だろう”という判断は、そのあたりの心得がある者がするわけです。
逆にいえば、それが出来ないからこそ誰かにその作業を依頼するわけですよね。
判断材料は余すことなく提示してください。
そのほうが、採択可能性は圧倒的に高まります。
当事務所でも小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金申請では、業務着手の際に補助金申請に必要な情報を紙ベースでヒアリングしています。
丁寧に描いてくださる事業者もいれば、そうでない事業者も当然おります。
後者の場合には、事業の全体像を把握するために何度も電話でヒアリングが必要になりますので、双方ともに相当量の作業負担になってしまうことが普通。
補助金申請を「仕事」として考えたとき、あまりにも業務効率が悪い。
補助金申請に至った理由、補助金を活用して何をするのか?、詳しすぎるくらい説明してください。
”そんなことしなくていいと思うからお願いしているんです”という気持ちが少しでもある方に理由の2をお伝えします。
補助金申請には、事業計画、経営計画を記載します。
ざっくり言うと、当社事業をどうしたいのですか?に対するanswer。
補助金の依頼を受けた専門家と、その事業者の経営者など内部の人間と、どちらが事業に詳しいのですか?と質問したとき、答えは明らかですよね。
事業者側です。
事業者がその事業のことをこの世でもっとも知っている。
理由は実践者だからです。
よく言われるように、”丸投げ”では本来、申請書など作れないのが原則です。
投げられても、その実体がないボールからは何も生み出せません。
想像を加えて記載したとしても、その想像は事実とは異なるはずです。
なぜなら、当事者ではないから。
行政書士阿部総合事務所が補助金申請をご支援する場合には、必ず次の二点を約束しています。
1、丸投げの依頼は受けません。
2、事業者の協力をいただき、採択率の高い申請書を一緒に作り上げるために作業をします。
行政書士阿部総合事務所が補助金による資金調達手続きをサポートしているのは、課題解決に真剣に取り組む事業者を支援するためです。
行政書士阿部隆昭