補助金申請書に図を使うときの鉄則は、左→右で時系列を示しましょう
知っている人は当然のようにやっていることですが、知らないままですと補助金申請だけではなくビジネス全般に差し支えます。
”ビジネス全般”というのは、企画書とか報告書、提案書など読み手の存在を意識した文書全般に活用できる「鉄則」だからという意味です。
さて、左から右に時系列を落とし込みましょう、と言ってもイメージがつかみにくいと思いますので、事例を。
過去→現在→未来、というように左から右に時系列が流れているのがわかりますよね。
コロナ禍に見舞われてしまったので、「コロナ前→コロナ後」の部分が、「過去→現在」にあたり、多くの事業者がこの流れで経営状況を説明しています。
さらに、そのうえで当社としてはどうなりたいのか?にあたる部分が、「未来」にあたります。
事業再構築補助金だけでいえば、「事業再構築後」になりますよね。
上の写真の事例では、事業再構築のパターンのうちの「業種転換」をした後のケース。
このように、図や写真を使ってビジネスモデル等を時系列で説明する場合には、左から右に流していきましょう。
知らなかった方は、これからはぜひこちらを使ってください。
さて、左から右へ、という流れ。
どうしてこうなっているか、ですが。
理由については気にしなくても良いとは当職は思っていますが、実務界隈ではコレで慣れていますので、右から左の時系列だと違和感を感じてしまうんですよね。
書類の読み手には、なるべく違和感を与えずに、読み切って欲しい、理解してほしいわけです。
特に補助金申請書ではそれが言えます。
なので、左から右に時系列を流した方がいい、というのが結論です。
行政書士阿部総合事務所のYouTubeチャンネル、「行政書士あべせんせーチャンネル」でも説明しています。
ぜひご覧ください。
行政書士阿部隆昭
行政書士阿部総合事務所では、補助金助成金全般の申請サポートを行なっています。
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