小規模事業者持続化補助金は原則として販路開拓のためにあります。
事業者自身で小規模事業者持続化補助金に取り組む場合には、この視点は必須ですので、ぜひ確認をしておいてください。
申請する事業者には、必ず、売上の元ととなる商品やサービスがありますよね。
その商品やサービスを今以上に売るための施策のために補助金を使うのが王道です。
何を誰に売るのか?
複数の事業を営んでいる事業者にとって考えなければいけません。
小規模事業者持続化補助金に書く鉄板ストーリーはこうです。
売上が伸びている事業、利益率が高い事業、の販路開拓のために小規模事業者持続化補助金を使う。
売上が伸びたとしても、利益が伸びるとは限りませんよね。
原価が高くて、売っても売っても利益が伸びないサービスは普通にあります。
原材料費が高く、定価が安く、手間がかかるメニューなどはいくら注文を受けても利益が確保できないので喜ばしいことではないですよね。
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者の持続的な経営のために存在します。
持続的な経営、なのですから、大前提として売上も利益も向上することで、経営が持続できるわけですよね。
もちろん、持続的な経営には他の要素もありますが、販路開拓のための資金調達が小規模事業者持続化補助金の制度趣旨なので、当然経営の中の売上にフォーカスしたいのです。
だからこそ、小規模事業者持続化補助金申請の基本ストーリーとしては、売上利益が向上する事業のために補助金を活用したい、となるわけです。
行政書士阿部総合事務所では、ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金・東京都創業助成などの申請書作成や事業計画作成などを支援することで、事業者の業績向上に寄与することを経営理念としております。
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行政書士阿部隆昭