昨日からスタートした【超簡単家系図無料作成講座】の二回目です。
家系図を無料で作ってみようと思っている方!
キレイに見やすく美しく作ろうと思って最初からエクセル(Excel)ソフトを立ち上げたりしていませんか?
これ、絶対にやってはダメです!
「家系図」のキーワードでインターネット検索してもらうと分かるのですが、【家系図=エクセル】の図式が成り立つほど、エクセルで家系図を作りましょうといったWEBサイトがたくさん。
エクセルで家系図を作りたいのか?
家系図を作りたいのか?
ここを明確にしておいてください。
家系図を作成するときに最初からエクセル(Excel)で作り始めてダメ。
家系図が出来てから、それをエクセル(Excel)で作り直すのはOK
何を言いたいのかといいますと。
家系図を完成したいのであれば、最初は手書きにしてください。
手書きのものが完成してからエクセル(Excel)で作りなおしてください。
その方がキレイに見やすく美しく作ることが出来ます。
家系図作成で最も大切なのは、ツリー構造を組み立てること。
ツリーが完成し、全体が俯瞰出来るようになってから完成品の作成に着手するのです。
完成品をエクセルで作りたいのであれば、それでもいいですし、手書きの方が味があると思えば手書きで清書すれば大丈夫。
といっても、私が家系図(相続関係説明図)を作るときは、手書きはしません。
いきなりエクセルやワードなどのPCソフトを利用します。
なぜかというと、
戸籍を読みながら、頭の中で家系図を描くことが出来るから。
頭の中で描いたものをエクセルやワードに落とし込んでいるだけです。
そう、同じなのです。
紙に家系図を一旦書き出し、それをエクセルで清書する。
頭の中に家系図を描き、それをエクセルで清書する。
やっていることは変わりません。
ただ、経験と知識があるので、私は紙に書き出す代わりに頭の中に描くことが出来るだけの違いです。
ほとんどの方は、家系図作成が初めてだと思いますので、紙に書き出しましょうということを言っているわけです。
最初からエクセル(Excel)で作り出すのは、専門職がやっている作業。
それと同じことを一般の方がやろうと思ってもうまくいくわけがありません。
事実。
エクセル(Excel)で家系図作成をチャレンジしている多くの方が、途中で断念しています。
面倒くさくなります。
一度作ったエクセルの体裁を整えたりする作業そのものがイヤになります。
結果、家系図作成のために取得した戸籍は放置されます。
除籍謄本などは、1通750円もします。
それが全部ムダになります。
最初からエクセルを駆使し、完璧を目指そうと思った結果、戸籍謄本取得代はムダになり、家系図も完成できず、時間だけをムダに使ってしまった。
家系図を作成することは、自分のルーツを辿る旅。
旅って楽しいものだし、楽しみたいですよね。
家系図作成の旅もせっかくだから楽しみましょうよ。
楽しみ方は私が教えます。
ただ、最初は手書きでゆっくりと「旅」をデザインしましょう。
次回の超簡単家系図無料作成講座の三回目は、”家系図を作り始めるときに準備しておくもの”という内容です。
行政書士阿部総合事務所
行政書士阿部隆昭