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遺言書や終活のきっかけ作りにエンディングノートを活用しよう!
エンディングノートとして三種類あるとのことなのですが。
一つ目は自分で自由に作るエンディングノート
※書式が自由すぎるのでエンディングノート初心者には難しい方法とも言えます。
二つ目は市販品のエンディングノート
※カタチがかっこいいのはやはり市販品です。ただ、エンディングノートを何度も書き換えたい場合はもったいないかもしれません。
三つ目は葬儀社が無料で提供しているエンディングノート
※葬儀社が提供しているエンディングノートは必要事項を網羅していてとても使いやすくなっています。
エンディングノートを始める良い方法は
インターネットで無料のエンディングノートをダウンロードし、印刷して使ってみる
本番用の市販品を購入して、かっこいいエンディングノートを作る
市販品で物足りない場合は、自分でオリジナルノートを作る
という流れが良いでしょう。
ということらしいです。
原文筆者の方は、専門家ではなくWEBライターの方が書いた記事みたいですね。
まず、エンディングノートには三種類ある。
もちろん区分けの方法などで、まあ、そういった分け方もあるかな、といった印象です。
自由に作るエンディングノートについては、書くべき項目さえ分からないのが普通なので、これはまったくその通り。
エンディングノートというのは遺言書と違って、ライフプランやライフイベントにしたがって何度も修正が必要になってきます。
書店で売られている書き込み式のエンディングノートでも良いのですが、使っていくうちに訂正だらけになってしまって「かっこいい」エンディングノートとはいえない状況になるでしょう。
「かっこいい」エンディングノートっていうのも、何をもって「かっこいい」としているのかちょっと分かりません。
製本がしっかりしているとか、硬い紙の表紙が付いているからでしょうか?
エンディングノートにとって最も大切なことって、何でしょうか?
「かっこ」良さなのかしら。
そして三番目、「葬儀社が提供しているエンディングノートは必要事項を網羅していてとても使いやすくなっています。」
確かに葬儀社は、葬儀という面ではプロフェッショナルです。
しかし、他の面ではどうでしょうか?
エンディングノートに書くべきことは多岐にわたります。
葬儀屋やお墓のことばかりではなく、それだけが大切な訳ではありません。
むしろ相続のときに争いごとになりやすい財産の権利関係に重点を置いて書くべきだと私は考えます。
「葬儀社が提供しているエンディングノートは必要事項を網羅していてとても使いやすくなっています。」
とは、私だったら怖くてとても書けません。
なぜか?
この記述を信頼した方の中にはこう思う方もいるかもしれません。
無料ダウンロードしたエンディングノートを完成させれば、必要事項は網羅されているみたいだから、もう安心
ダウンロードしたそのエンディングノートは、本当にあなたにとっての必要事項を網羅したものだったのでしょうか?