AmazonのKindleで電子出版するときに誰もが?迷うのが、KDPセレクトに登録するかどうか?
KDP セレクトに登録する理由
高いロイヤリティ
読者が Kindle Unlimited で本を選択して 10% 以上既読にするか、Kindle オーナー ライブラリーから本をダウンロードすると、作者に KDP セレクト グローバル基金から分配金が支払われます。
本の売上促進
2種類のキャンペーンツールがあり、どちらかをお選びいただけます。Kindle Countdown Dealsでは、ロイヤリティを獲得しつつ、期間限定のキャンペーン割引を実施できます。本の無料キャンペーンでは、期間限定で本を世界中の読者に無料で提供できます。
新たな読者の獲得
出版した本をできるだけ多くの読者に読んでもらうために、米国、英国、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、ブラジル、メキシコ、カナダの Kindle Unlimited (KU)、および米国、英国、ドイツ、フランス、日本の Kindle オーナー ライブラリー (KOL) に登録することをお勧めします。
私自身もKindleでリリースするときに悩みました。
登録する理由(メリット)として挙げられている理由のうち、「本の売上促進」というメリットは確かにあると思ったのがKDPセレクトを選んだ理由です。
なるべく多くの方に届けるためにはその書籍の存在を知る機会を多くすることが大切だと思います。
それには、KDPセレクトだけがもっている無料キャンペーンはツールとしてものすごく強力。
メリットがあるところにはデメリットがあるのも世の常。
Kindle での独占出版とはどのようなものですか?
本を KDP セレクトに登録した場合、その本のデジタル版を Kindle ダイレクト・パブリッシングでのみ独占的に販売することに承認したものとみなされます。
KDPセレクトで検索すると、いかに多くの方がここで迷っているのが分かります。
現状、電子出版で一人勝ちなのはAmazonKindleなので独占販売でも全く構わないという意見もあれば、他での出版の可能性も考えてそれはちょっと?という方も多い。
よく読めばなんていうことはないのですが、KDPセレクトで言っているのは、デジタル版を販売するのはKindle上でだけという制限になっています。
つまり、電子書籍としてKindleでリリース済みものでも、同一内容で紙媒体として世に出すことは制限されないということ。
販売してもいいですし、商業出版として企画を持ち込んでもいいですし、場合によっては無償頒布してもよい。
※この辺りは、規約に触れることになってもいけないので、必ず個別にKindleダイレクトパブリッシングに確認をとってから次のアクションを起こしてください。
書籍によっては、電子書籍だとターゲットにとって馴染みにくいといった面はどうしても避けられません。
特にお年寄りにとっては、やはり紙の本のほうが読みやすいでしょう。
私が出版した電子書籍も、紙媒体でのリリースを検討することにしました。