最初からギターの方にとっては、ギターにシールドが挿さっているのはそれほど違和感がないというか、そういうものだ、という感覚があるのかもしれません。
私は、サックスをやっていて、コロナ禍で新しくギターを始めました。
サックスは基本自由に動くことができます。
マイクを使う場合にでも、サックスのベルの部分にワイヤレスを繋ぐので自由。
ところが、ギターはアンプに繋ぐのに、「シールド」というケーブルが必要。
なので、最大動いてもシールドの長さの範囲内。
これがなんとも不自由で、なんとかならないのかなあと思っていたところ、ギターにもワイヤレスシステムがあるらしいことがわかりました。
エフェクターボードに設置するものから、アンプ直挿しの簡易なものまで種類は豊富。
最初に考えていたのが、BOSSのWL20
https://www.boss.info/jp/products/wl-20_wl-20l/
金額は2万円強。
スタジオ練習用として買ってみるかとAmazonでも見てみたところ、他のブランドからもさまざまな機種が発売されています。
とはいえ、全く詳しくなく、ものは試しに、失敗してもいいぐらいの金額のものを購入してみました。
LEKATOのWS-80というモデルです。
電池容量も公称8時間と、スタジオ練習でも時間内は余裕でも持ちそうです。
ギターワイヤレスにはレイテンシーという要素があるらしいですが、それについても気になったら気になったでいいや、と思うぐらいの価格です。
それよりも、ケーブルの煩わしい感じから解放されるかも!、の期待が上回りました。
実際に、スタジオで使ってみました。
結論から言いますと、もっと早く買っておけば良かった!!
ケーブルからの解放感はなんとも自由。
鏡に近づいて右手、左手のモーションのチェックも関係なし。
特に、サックスの練習も兼ねてスタジオに入る場合には、サックススタンドにシールドを引っ掛けて倒しやしないかと常に気を遣います。
購入前に調べていた、ギターワイヤレスのレイテンシーも自分としては全然気になりません。
もしかしたらシールドとワイヤレスで付け替えてテストすればわかるのかもしれませんが、練習環境の快適さに優先度があがります。
とはいえ、個人の感覚なので、他のギター弾きの皆さんに手放しでお勧めということでもありませんが、自分的にはホントにもっともっと早く買えば良かった、という感想でした。
行政書士阿部隆昭