非常勤講師だからという立場もあったのかも知れません。
「いいか君たち!コレだけは知っておけ!オトナになったら結果でしか評価されない」
と仰っていたのは、今は名前がない「航空高専」時代のヒアリングの先生。
確か、外大の方だったと記憶している。
珍しい名前なので今でも覚えているのですが、あるときに名前で検索したところ一切ネット上に痕跡がなく寂しい思いをしました。講師名簿ぐらいにはヒットするはずとは思ったのですが、私の記憶違いか、講師業はほどなくして引退されたのかもしれない。
今では許されないことだと思いますが、先生はいつも杓文字を持ち歩いておりまして。
普通のご飯をよそう杓文字ではないので、言うことをきかない生徒たちを引っ叩く用として購入されたのかは分かりません。
といっても、実際に使っている場面はそうは見たことがないのですが。。
オトナになったら結果でしか評価されない。
だから過程はどうでもいい、というハナシでは当然なく。
そのあたり前の事実を高専時代に信頼出来、また、親とは別の立ち位置で社会を自由に「泳いで」いるオトナから教わったのはとてもよい経験でした。
結果でしか評価されない、というのは裏を返せば、結果を出せば評価される、ということ。
結果さえ出せばいいんですよ、オレのこと、誰も認めてくれないって思っている私たちは。
ただ、残念なことに、というか、素晴らしいことに、大抵の場合は結果を出すには地道過ぎる過程が必要になることは間違いありません。
その「過程」のことを世間一般では、「努力」という言葉で表すことが多いのは私たちが知っているとおりです。
努力は報われるのか問題
ありますよね。
確か野球選手の達川光男さんが仰っていたと思うのですが、
努力は報われるとは限らないが、成功している人は皆努力している。
何もしなくても結果が出る人はそうはいないでしょう。
また、
正しい方向で努力をすることで結果を出せる、つまり努力が報われる可能性が著しく高まると私は思っています。
昨日は何時芽が出るとも分からない「種まき」作業に終始しました。
正しい方向での努力だとは思っていますので、あとは花が咲くのを楽しみに待っているところです。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭