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【空き家対策の新ルール】実効性のある「空き家対策」のためには、「空き家の管理」をして欲しいのか?、「空き家の運用」をして欲しいのか?・「空き家の処分」をして欲しいのかを仕分けしてから考えるといいよ

February 9, 2017
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約 3 分

 

 

本日、ある集まりで空き家対策について少しお話しさせて頂きました。

関連事業者等も含めて30名弱はいらしたでしょうか。

 

私がお伝えしたかったのは、空き家対策の考え方の筋道

空き家対策に取り組んでいる自治体や事業者も多くなってきましたが、その組織が空き家の管理についてソリューションを提供しているのか、運用なのか処分なのか、それとも全部なのかを見極めることがものすごく大切です。

空き家の管理というのは、例えば、空き家の所有者が高齢で草が生えて物件の価値を損なうほどに荒れ果てているときに管理費を支払ってキレイに保つこと。

空き家の運用というのは、そのままでは価値のない物件をリノベーションをして価値を上げ賃貸して運用益をあげること。

これらの空き家の管理と運用というのは、単なるコンサルティングの問題なので解決は実はとても楽です。

言うなればマッチングだけの問題なのでゴールは見えています。

なので、大手の不動産会社も参入しやすいですね。

事業化もし易いです。

これも大きな括りで言えば空き家対策。

空き家対策に取り組んでいます!

といっても、単なるコンサルティングなので、真に解決すべき空き家問題には何らアプローチがされていません。

 

真に解決すべき空き家問題は、空き家の管理でも空き家の運用でもなく、誰も手を付けたがらない空き家の処分

空き家といっても、単に空間が空いているというわけではなく、権利者が特定出来ない、あるいは特定できもアンタッチャブルな事情がある、等で触ることができない物件こそが本当に解決すべき空き家問題。

空き家問題とざっくりとして課題で考えると解決の筋道が見えず混乱していきます。

 

空き家で困っているという方は、「空き家の管理」をしたいのか、「空き家の運用」をしたいのか、「空き家の処分」をしたいのかを切り分けてから適切な機関に相談をすることが大切です。

 

空き家の処分をしたいのに、空き家の管理がメインの事業者に相談しても、知識も経験もないので何も解決策を提案してくれない可能性が高い。

逆をいえば、空き家の管理や運用に営利法人が参入している状況は、もちろん収益の見込みが立っているから。

一般の方には、空き家の何について困っているのかがご自身でも判断が付きづらいと思いますが、どこにも相談することがなくて困っているのでしたらご支援致します。

解決支援コンサルタント 行政書士阿部隆昭




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行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。