新しく自分のクラスの担任がこのようなことを思っていたとしたらガッカリするだろうなあ。
横浜市教育委員会は9日、市立中学校の20歳代の女性教諭が、今年度のクラス分けに関し、「自分の思うようなメンバーにならず悔しい」などとツイッターで発信したことを明らかにした。
“思い描いていたクラスどおりになった、ならなかった”
という感情は存在するのは分かる。
生徒に対する好き嫌いも正直あるでしょう。
でも、それを公言してしまう、もちろん匿名のツイートなので影響なしと思ってやったのでしょうが。
生徒らの信頼を損ねたなどとして、女性教諭は生徒らに謝罪した。
女性教諭は今年3月、「今日の打ち合わせで新クラスが決定した。悔しいけど、気持ちを新たにする」などと匿名のツイッターで投稿した。過去の投稿内容から勤務する学校が類推でき、閲覧した生徒が4月、学校に相談して発覚。一部の生徒からは「先生に望まれていないクラスだ」などの声もあがったといい、市教委は信頼を損なう不適切な行為と判断した。5月8日に担任を交代したという。
女性教諭は市教委の聞き取りに、「(同僚らに)相談できないことも、ツイッターでは自由に書けた」と話したという。市教委は、教員のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用を制限していないが、月内にも適正利用を求める通知を出す方針。
先生のお気持ちも分からないでもない。
匿名のツイートでも発信者を特定されることがあること。
これを知ってさえいればこのようなニュースにならなかったかもしれません。
生徒もそうですが、このニュースによって教師自身も気づいているでしょう。
そういう意味では、教師にもソーシャルメディアポリシーやソーシャルメディアガイドラインの知識は必要ですね。
来月、平成29年7月に、3月14日東京商工会議所豊島支部主催で行われた「行政書士が教える!ソーシャルメディアポリシーの正しい定め方」セミナーと同じ内容のセミナーを再度開催します。
クローズドな集まりですので一般の方の参加は難しいかもしれません。
セミナー開催の必要性も感じておりますので、自主開催としても7月にソーシャルメディアポリシー、ソーシャルメディアガイドラインのセミナーを開催する予定です。
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭