業績が上がらないのは商品やサービスに魅力がないからだ!
と、商品開発やサービスの企画に一生懸命になってしまう企業もあるようです。
ですが、現実問題として、商品が良いから売れるのではないし、売れないのは商品が悪いからでもありません。
無印良品が売れているのは、商品が良い、ーもちろん良いのですがーというよりも、打ち出し方が上手だからです。
安心や安全といったイメージを持たれていませんか?、MUJIの商品って。
食品や化粧品、衣料についてもなんとなく清潔感を感じます。
そもそも、機能やスペックなんてものは、比較して初めて価値を感じるものですよね。
しかし、MUJIの商品を他の商品と比較しようとはあまり思いません、私の場合。
MUJIにはMUJIだけの価値があることを確立しているんですよね。
と、ここまでお読みいただいた後で、無印良品のメッセージを見てみましょう。
「自然、当然、無印。」
いいですね!
どうでしょうか?
御社の商品やサービスにはMUJIのような強烈なメッセージが感じられますでしょうか?
難しいですよね。
簡単なようでいて、商品やサービスを作るのは難しいです、本当に。
難しいから、だから、プロダクトアウトと呼ばれるような、開発者目線での商品開発が行われてしまう。
私たち行政書士のような士業でも実は同じことがいえます。
より良いサービスを提供したい、より精度の高いサービスを受けて欲しい。
と考えて、研鑽に励んでも、お客様の求めているところはそこではない、ということは普通にあります。
商品やサービスを作る時に必要なのは、当人以外の他人の意見。
その商品やサービスの利用者さんの意見もそうですが、俯瞰で見ることができるコンサルタントの存在も欠かせません。
ということで、本日はある事業者様のサービス開発についてアドバイスのお仕事を行ってきます。
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解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭