店主こだわりの焼き方で評判の定価100円のたい焼きを50円で買う方法。
そんなものはありません。
「あんこは半分でいいので50円で売ってください!」
と店先で言ってみたらどうでしょうか?
店主からはこう言われるでしょう。
「うちで買わなくていいから帰ってくれ!」
「焼き方とかこだわらなくていいから50円で売ってください!」
その焼き方だからこそ他にない美味しさが提供できるわけですから、これも断られますよね、もちろん。
「他に行ってくれ」
と。
当然すぎるほど当然のことなのですが、私たちのような無形のサービス業ではこれと同じことがよく起こります。
「サービスの質を落としてもいいから、半額ではどうか?」
できないです。
「ざっくりとした仕事でもカタチだけ整っていればいいから、値引きできないか?」
できないです。
国家資格者として名前で仕事をしている以上、後から言い訳ができないのが理由の一つ。
後日のトラブルになった時、
「あー、あのクライアントさんは適当に作ってくれればいいと言われたので、適当に作りました笑」
とは言えないから。
でも、これって、国家資格者だからどうのこうのってハナシではありません。
真剣に事業に取り組む事業家なら一緒。
他のところに依頼すれば良いのでは?と思いますよね。
定価を変えさせてまでそのサービスを利用したい。
安いたい焼きがいい。こだわりのたい焼きは不要。なのであれば、他の店を探しますよね。
ですが、サービス業の場合には、臆面もなく値下げを要求されてしまう。
不思議なのは、同じサービス業の事業者からもそう言われることがあること。
同じですよね、あんこ半分でいいからと言われて気持ちよくないのは。
しかし、それが時々起きてしまう。
弊所のサービスは業界でも安い方ではありません。激安では決してありません。
契約書作成業務は10万円で定価設定しています。
ですが、それより安い金額で契約書作成業務を受任している「先生」はたくさんいます。
それでもなお、ご依頼いただける事業者様もいらっしゃいます。
しかも継続的に。
そういったクライアント様にはその後の情報提供や相談業務など、20年の知見をフル活用してサービスを提供しています。
解決支援コンサルタント野獣系行政書士阿部隆昭