お仕事などで。
自分の仕事とうまく連携が取れるかもしれないから、といった理由で人の紹介を受けることがありますよね?
紹介を受けたら、紹介してくれた人にありがとう、と言ったほうがいい。
なんだか文字で書くと至極当たり前のことを言っているようで。
しかし、その当たり前が実際にやれている人は少ない。
Aさんが私の事業にプラスとなると考えて、Aさんの知人Xさんを紹介してくれたとしよう。
私は、Aさんに「ありがとうございます、今度一度Xさんと会ってみますね」と言って、Xさんと会う。
その結果は、どっちでも構わない。
うまく連携が取れてお互いのビジネスの支援が出来そうだ
といったケースもあるでしょう。
私のビジネスとは繋がりそうはないけれども、私の知人ならビジネスにプラスになりそうだ。
なので、私ではなく、私の知人を紹介しましょう。
といったことも珍しくない。
今回はちょっと繋がりそうもありませんね。
ということももちろんある。
どのパターンに終わっても良いのだけれど、一通り、結論が見えそうになったところで、Aさんにはその結果をお伝えしたほうが良いのです。
なぜなら?
気になるから。
相互のビジネスの支援になったらいいなあ、と思って紹介してくれているのだから、どうなの?どうなの?うまくいきそうなの?と思っているはず。
だけれども。
Aさんの方から、尋ねにくいわけですよ。
「この前のXさん、どうでした?うまく繋がりそうですか?」
とは。
なので、私の立場の者からAさんの気持ちにアンサーを与える。
仮に、私とXさんとでうまく行かなかったとしても、Aさんはまた私に紹介してくれるでしょう。
なぜなら。
紹介という行為のフィードバックが得られるから。
業種業態を問わず、「紹介」というツールを上手に活用するとビジネスはうまく回って行く可能性が高い。
気にしておいてくださいね。
行政書士阿部隆昭