「前はこれで通った」
「うちにいる外国人はこれで通っている」
「自分はこれで許可された」
といった、”前はこうだった”というのがビザ申請では一切通じない。
ビザ申請人の外国人からも言われることが多いし、事業者様から言われることもある。
そもそも、その外国人の着目して在留を許可するかどうかを審査する手続きなのだから、別人の前例が参考になるわけがない。
ただ、参考にしたいという気持ちも分かるんですよね。
他に判断材料がないし、何としても在留が許可されたいのが普通だから。
専門家にビザ申請業務を依頼する際にも別人の事例を持ち出すのは全く意味ないので止めておいた方がいいですね。
行政書士阿部隆昭