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【35歳、金融マン、老眼】|行政書士阿部総合事務所

November 19, 2019
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約 3 分

印鑑忘れ、記入ミス連発で、小学校時分であれば廊下が通常ポジションのような金融マン男性が来所。

腕いっぱいに伸ばし、さらに。

首を後ろに仰け反って書類に焦点を合わすことが普通。

その所作がもうね、かわいそうで。

元眼鏡屋なので、レンズを見ればどのぐらいの裸眼度数かは分かる。

近眼、裸眼で0.2ぐらいかな。

 

「僕元眼鏡屋なんですけど、遠近にしたらパフォーマンス上がると思いますよ」

 

塁審レンズとか、両用とか、遠近とか、いろいろな呼び方をするんですよね。

老眼用のレンズって。

 

老眼、の二文字だけでお怒りになる方も多い。

 

特に男性は、なかなか老眼鏡を買いに来ない。

その方のライフスタイルによっては、遠方用、中近用で二本持ちのかたもいる。

などと、眼鏡屋当時のお話をひとしきり。

 

「それって、老眼ってことですか??」

と聞くので、

なんだなんだと思いつつ、

「まあ、一般的には老眼と呼ばれるやつですね、焦点の調節能力が衰えると言いますか」

 

「●●さん、おいくつなんです?」

と聞くと。

意外にも「35歳です」、と。

 

”35で老眼は早いね”と思いつつ、まあ30代後半からでもリーディング買いに来る方もいらっしゃいますしね。

 

「いや、私、最近、メガネ作り変えたんです!」と。

 

ちなみにそれはどんな理由で作り変えたんです?と聞くと。

「なんか最近、見えづらくなってきたなあと思って。」

 

「どこの眼鏡屋で作ったんです?」

「いやなんというか、よくある量販店です」

 

 

なるほどなるほど。

見えずらくなったのは、近くだよね。

あんなモーションしているのに、遠方用の近視の度数1コンマ増やしても何にも意味ないね。

仕事が仕事でしょう。

書類仕事なのだから、一日の半分以上は近くを見ているはず。

見えないものを半日以上無理やり見てるんだからこれは疲れる。

集中力も続かないよね。

そりゃミスるわけだ。

眼鏡屋さんもその辺りヒアリングして探らないとダメ。

「見えづらくなった」

としか言わないお客さんは確かにいる。

どんなときに見えづらいと感じるのか?とか聞かないと。

コンピュター検眼させて、「ちょっと上げときましょうかね」じゃAIで良いわ。

 

次回会うときにこれで彼が遠近に変えてたらすごいな。

絶対ないと思うけど。

こんなこと指摘してくれるのはチャンスなんだけどね。

明らかにパフォーマンス良くないんだから。

しかも、これってほとんどの人は分からない。

能力不足とかじゃなくて、単にメガネを適切なものにすればいいだけ。

こんな簡単なことはない。

 

最近のシステムが難しくなったとか。

書類が増えて覚えきれない。

とか。

客前でそんなこと言うのはあまり良くないよね。

 

人柄は良さそうなのだからもったいない。

行政書士阿部隆昭

 

 

 

 

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行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
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