補助金申請の読み手は、補助金申請の内容を審査する人ですよね。
ということは、今回の補助金申請をしてきた事業者が誰なのか?、どのような事業者なのか?ということが知りたいのは当然ですよね。
だからこそ、補助金申請書の中には、項目として「会社概要」とか「企業概要」があるわけです。
人で言うところの「自己紹介」ですよね。
例えばビジネス交流会に参加した経営者さんが、自己紹介のときに言うことは何か?
まず、どのような事業をしているかは簡単に伝えますよね。
大抵の場合は、
弊社は、
とか。
当社は、
から始まります。
そして、事業の内容を簡単に伝えるでしょう。
事業の「概要」というように説明されたりします。
「概要」というからには、”大体こう”とか、”ざっくり言ってこう”、”大まかに言ったらこう”といったように、「簡単に内容をお話ししますと●●です。」
というときの、●●が概要になります。
飲食店としましょう。
飲食店には、イタリアン、和食、定食、中華、など様々な種類がありますよね。
なので、会社概要としては、イタリアンなのか、和食なのか、それとも洋食店なのかを明らかにすることが必要です。
その上で、いつ頃から営業しているのかの情報も入れたいですよね。
弊社は、1959年創業の老舗イタリアンレストランです。
飲食店なら、どこにお店があるかも伝えたいでしょうから、「所在地」の情報も追加してみましょう。
弊社は、東京都台東区、JR上野駅徒歩5分の場所に店舗を構える、1959年創業の老舗イタリアンレストランです。
場所:上野駅徒歩圏内
創業時期:1959年
業態:実店舗でサービスを提供しているイタリアンレストラン
ここまでの情報を伝える事が出来ました。
ホームページ制作などのWEBサービス事業ではないので、店舗の画像があるとお店の雰囲気も伝わりやすいですよね。
弊社は、東京都台東区、JR上野駅徒歩5分の場所に店舗を構える、1959年創業の老舗イタリアンレストランです。
もちろんこれだけではなく、例えば、
・人気メニュー
・創業動機、きっかけ
・顧客の属性
なども書くと、より伝わりやすくなるでしょう。
会社の概要や企業概要などは、採択不採択に直接影響を及ぼすものではありませんが、まずは”自己紹介”を端的に表現することは申請書のその後の理解を助けるうえでも大切なことなのです。
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