コロナ禍がなかなか収束しない中、屋外イベントのいくつかが復活しつつありますよね。
先日、ある野外イベントに立ち寄ったところ、これは上手い宣伝方法だなあと思ったのでシェアしたいと思います。
野外イベントのメインの一つとして、あるミュージシャンの30ステージがありまして。会場に入りきれない人たちが、交通規制している周辺の道路上にひしめいている状況です。そこにポストカードタイプの宣材を丁寧に配布している方がおりました。
音楽系のイベントなので、まあ、音楽に興味を持っている、楽器演奏を趣味にしている、といった人が集まりやすいですよね。
そこに集まっている人達に対して、音楽系のあるサービスを開始しました、という宣伝チラシを配布する。
これはとても理にかなっています。
さらに、それは店舗系のサービスであって、その音楽イベント最寄駅近くでスタートするらしいです。
ということは、立地や興味の観点からも、ターゲット顧客にダイレクトにアプローチできますよね。
事実、私も、あの駅最寄りで、あのサービスが登場したのであれば利用してみたいなあ、となりました。
この時点で、ターゲット顧客である「私」の”興味を引く”段階まで成功です。
そこから先は、「比較」に移っていくのですが、まず「興味を引く」ことに成功するのが難しいですよね。
今回の場合は、ターゲット顧客が大量に集まっている場に販促商品を配布したのが成功ポイントです。
無限に広告費用を投下することができない以上、最少の投資で最大の効果を生み出すことが理想ですよね。
そのために考えなければいけないのは、その商品やサービスの顧客が誰なのか?その顧客はどこにいるのか?などを丹念に探る作業が私たちには必要です。
行政書士阿部隆昭