経営支援を業務としている関係で、日頃から街に置いてある「A型看板」を眺めるのが癖になっています。
皆さんもランチのお店を探すときに見かけたことがあると思います。
開くと、「A」の形になるから「A型看板」と呼ばれています。
路面店だけではなく、ビルの上階にあるお店をPRする目的でよく使われています。
「オシャレで落ち着く不動産」
という文字を読んだ瞬間、私たちは、”確かに不動産屋さんのカウンターって狭くて雑然としてて、”ゆっくり部屋を選ぶ”っていう感じじゃないよね
って思いませんか?
お部屋探しをしている方にとっては、思わずフックがかかってしまいそうです。
この店舗はビルの上階とのこともあり、とにかく足を運んで店内に来てもらわないことには話になりません。
「最高のおもてなし」
お部屋探しをしていない私も、”どのような空間なんだろう”と気になります。
このA型看板を見てエレベーターに乗ったお部屋探しの方は、期待に包まれますよね。
どんな店なんだろう。どんな接客なんだろう。
今回のA型看板の目的は、お客様を店内に誘導すること。
これで、見事に達成しました。
飲食店やサロンなど、A型看板は安価で効果を生み出すことができる手段として知られています。
ですが、使い方を誤ると、「A型看板って効果ないよね」と結論づけてしまうことにも繋がります。
創意工夫が必要なんですよね。
行政書士阿部総合事務所では、創業支援・経営支援の一環としてマーケティングのコンサルティングも業務としておこなっています。
行政書士阿部隆昭