事業再構築補助金やものづくり補助金などをはじめとするほとんどの補助金助成金には、その取扱説明書ともいうべき「公募要領」、「募集要項」などが公開されていますよね。
せっかく時間を投入して取り組むのですから、申請する補助金助成金はできるなら採択された方がいい。
このあたりは全事業者が同様だと思います。
そのために先ず必要なのは、先ほどの「公募要領」を読み込むこと。
これがどうしても必須になります。
逆に言えば、公募要領を読まずして採択はかなり難しい、といいますか不可能ですね。
申請要件など、大切なことばかりが網羅されているのが公募要領ですが、個々の事業者にとってその全てが大切というわけではありません。
そこで、申請までの労力を減らし、公募要領の読み間違いを減らし、結果的に採択可能性を高める取り組みの一つを公開します。
それがこちら↓
自社の取り組みに無関係な公募要領の記載は、×印をつけて視界から外してしまう。
一例です。
下記の画像は、事業再構築補助金の公募要領の抜粋。
例えば、自社で事業再構築補助金の「成長枠」に応募することが決まったのであれば、「グリーン成長枠」などの申請類型は読む必要がないですよね。
ここを視覚的にも、「読まなくていい」というように×をつけてしまうわけです。
他の申請枠も無関係なことがわかったら、その部分は全部×
対象経費についても、「研修費」「廃業費」を対象経費としないのであれば、そこも×をして目に触れないようにしましょう。
ほとんど方は、そうそう頻繁に補助金申請などしませんよね。
なので、公募要領を読む機会も著しく少ない。
一方、公募要領に書かれていることは、全てもれなく大切な記載です。
読まなければいけない「量」を減らすことで、補助金申請にかける労力は確実に減らすことができます。
×をつける作業をすることで、公募要領を読み込むときに「読む必要がないこと」を視覚的に省くことができるのです
補助金助成金申請に限ったことではありませんが、私たち、ゴールが見えないものに取り組むのって大変ですよね。
いつまで続ければ良いのかもわかりませんし。
なのですが、ゴールイメージを掴むことで元気も出ますし、”これだけ頑張ればOK”という到達点が見えることでやる気が湧きます。
公募要領は全体で数十ページあります。
全部読むの大変だなあ、という気持ちになるところを、読むべきページ数は決して全部ではなく、その一部で、かつ◯◯ページだけ読めばいいとなればそこでゴールイメージが湧くのです。
行政書士あべせんせーチャンネルでも説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。