人手不足解消に資するツールの導入を促進するために新しく登場した「中小企業省力化投資補助金」。
いよいよ、公募開始日等のスケジュールが明らかになってきました。
受付開始日から締切までは比較的短期間かなという印象ですが、情報そのものは以前からリリースされていたので導入する事業者も販売事業者なども準備状況としては問題ないかと考えています。
弊所の関与先様でも、申請を検討している企業が複数いらっしゃいますので、それぞれの機器等の効果等を策定している段階。
あらかじめ決められた汎用製品から選ぶというのが今回の省力化補助金の目新しい点ですよね。
それだけに、この補助金そのものの事業主体である、中小機構としても実際にどれほどのインパクトがあるか気掛かりだと思われます。
市場に投下したはいいけれども、想定よりも応募件数が下まわった、という事態は当然考えられます。
補助金の上限額が低い、事業としては活用するには使いかってが悪い、申請までに費やす時間等が採択されたときの効果に見合っていない、などその理由は様々でしょう。
とはいえ、新しい形態の補助金ですので、成り行きを弊所としても注目しています。
行政書士阿部隆昭