令和6年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」の第17回公募は、3月上旬にも公募されるとの予想ですが、今日2025/03/03の朝の段階ではまだ公開されています。

とはいえ、大方の予想どおり間もなく公開されるでしょうから、今のうちから事業計画策定のために準備しておくことが何より大切です。
さて、事業計画といっても、あくまで小規模事業者持続化補助金申請のための事業計画であることに留意する必要がありますよね。
公募要領が公開されていない時点で頼りになるのが、既に公開されている資料であるリーフレット。


現時点で確認するのは、「対象経費」欄。
補助金の対象となる経費をまず確認します。
次に、当社で検討している販路開拓等の取り組みを「事業計画」として大まかでいいので作ってみましょう。
重点的に精査するのは、
その事業全体を実行するために必要な経費を具体的な金額で
という点です。
つまり、何にいくらかかるのか?
事業全体の総額と費目がざっくりと出たところで、次に今回の小規模事業者持続化補助金の対象経費と比較してみます。
小規模事業者持続化補助金の対象となる経費
小規模事業者持続化補助金の対象とならない経費
対象とならない経費が大きすぎる等の場合には、補助金で一部負担されるとはいえ、当社としては販路開拓施策をやらないという選択肢も検討すべきです。
また、対象となる経費がほとんどである場合には、その販路開拓施策を今この時期に実行することも当社の業績向上に必要な施策だといえるかもしれません。
こういったように、当社で取り組む施策の経費面を洗い出し、それを補助金の対象経費とすり合わせる作業は公募開始前でも出来ますよね。
今からこの作業を行なっておけば、公募開始されても慌てることが少なくなるのは間違いありません。
行政書士阿部隆昭
2025/03/04追記
