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認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

落ちたくないなら今すぐ読むべき、「持続化補助金」やりがちNG例3選|行政書士阿部総合事務所

June 4, 2025
約 3 分

サービス概要

補助金申請サポート

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ビザ(在留資格)の取得(経営管理、技人国等)・変更・更新取次手続き等、出入国在留管理町認定取次行政書士として法令に則った申請をサポートします。外国人労働者を雇用する企業のコンサルティングも行なっています。


あと1週間。もう1週間。…たったの1週間。
「持続化補助金」の締切が目前に迫った今、御社の申請書は大丈夫ですか?

ここまで頑張って書いた書類。
けれど、ほんの些細な“やりがちミス”が原因で、あっさり落とされるケースが後を絶ちません。

今回は、実際の不採択事例をもとに、「申請者がよくやるNGパターン5選」を紹介します。
この記事を読んで、ラスト1週間のブラッシュアップに使えば、採択可能性は確実に変わります。


1. 数字のない計画書【=信じられない「絵に描いた餅」】

補助金は未来の「投資」に対する支援制度です。
その未来がぼやけている=「投資対象として不適格」と判断されます。

典型的NGはこれ:

「売上を増やして地域に貢献します」←で、いくら?いつ?どうやって?

KPI(数値目標)の有無が評価に大きく影響します。

✅ 対応策:

  • 「売上前年比10%UP」「新規顧客年間50件」「客単価500円アップ」など、明確な数値を書く
  • 実績がない場合は、市場データや類似事業の数値を引用して根拠を補足

2. 自社の強みが伝わらない【=どこにでもある会社、と思われる】

差別化ポイントをアピールしない申請書、めちゃくちゃ多いです。

特にNGなのがこの言い回し:

「地域に根差したサービスを提供しています」
「お客様第一で取り組んでいます」

…それ、みんな書いてます。

補助金の審査は「その会社に投資する理由があるか?」を見るもの。
つまり「うちじゃなきゃダメだろ」って納得させなきゃいけない。

✅ 対応策:

  • 「地域唯一の有機野菜専門店」「県内で唯一のXX技術保有」など、“具体的に”強みを説明
  • 数字、受賞歴、取引先、メディア掲載などを出せると強い

3. 公募要領を“読んでない感”が丸出し【=書類のズレで即終了】

想像以上に多いのが、「過去の公募要領を使い回した」パターン。
それによって…

・補助率のミス
・対象経費の誤認
・様式の間違い 等々

などが発生して、せっかくの内容が書類不備で終わりになります。

2025年も、申請類型、申請様式や対象経費、補助上限額などに変更あり。
ギリギリだからこそ、「確認したかどうか」が運命を分けます。

✅ 対応策:

  • 最新版の公募要領を必ずダウンロード(印刷してマーカー引いてください)
  • チェックリストを自作して、反映できているかを確認
  • 一度は確認ミーティングをしておくのが理想

まとめ:1週間で“落ちない申請書”に変えられる

ラスト1週間、焦ってると思います。
でも、焦って出して「これで通るだろう」と思って出した申請書が、落ちた時のあの虚無感…。

だからこそ、この「やりがちミス3つ」は、チェックしておいて損はありません。

逆に言えば、この3つを直せば、“通る申請書”に一歩近づけます。

そのための最後の仕上げ、今日から始めましょう。


行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。