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認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

行政書士 阿部隆昭だから伝えられる創業塾の価値とは? |行政書士阿部総合事務所

September 18, 2025
約 6 分

LDAMの補助金支援は「枠の当て込み×三点連結」で、申請を
“構想→証拠→回収線”
に接続します。

(枠の当て込み=申請類型の仮置き/三点連結=仕様・見積・KPIを一直線で結ぶ見せ方)

最適枠に仮置き 仕様→相見積→採用理由 KPIと回収線を数値化 体制・スケジュールで担保

この順で設計します

  1. 枠の当て込み(対象・補助率・要件を確定)
  2. 三点連結(仕様→相見積→採用理由→KPI/回収線)
  3. 体制・工程・リスクの補強(実行設計→提出)

サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金、創業助成金など、御社の経営改善・業績向上実現の視点から最適な補助金助成金を提案。事業計画立案から申請書類作成、採択後フォローまで対応します。オリジナルサービスも活用し、他にはない支援を実行しています。

  LDAM補助金活用診断
(LinkDrive by Abe Method)

カスタマイズしたAIと専門家の知見を融合した独自フレームワーク「AI経営支援型・補助金ナビ&コンサルティングサービス」。自社にとって正しい判断を導き、具体的な戦略の提案をオンライン診断でレポート化します。

創業・起業支援、セミナー講師

ビジネスアイデア構築から事業計画書策定、資金調達(創業融資や創業助成金等)、人材育成、会社設立・許認可取得までトータルサポート。関連士業など万全の支援体制で安心して創業できます。

ビザ・在留資格手続き

ビザ(在留資格)の取得(経営管理、技人国等)・変更・更新取次手続き等、出入国在留管理町認定取次行政書士として法令に則った申請をサポートします。外国人労働者を雇用する企業のコンサルティングも行なっています。

1. 創業塾に求められるもの

創業塾と聞くと、多くの方は「創業に必要な知識を学ぶ場所」とイメージするかもしれません。

確かに、制度の仕組みや創業計画の作り方、融資・補助金の基礎など、知識の習得は重要です。

しかし、私は23年間にわたり数え切れない経営者や創業希望者と向き合ってきて実感しました。

**「知識だけでは、人は動かない」**ということを。

むしろ大切なのは、受講生一人ひとりが「自分は本当にどうしたいのか」に気づき、迷いながらも“自分の選択”として行動に踏み出せること。

創業塾とは、そのための「心の土台」を築く場であるべきだと私は考えています。

自治体や商工団体が創業塾を開催する理由は、単なる情報提供ではないはずです。

地域の未来を支える人材を、一歩踏み出せる形で送り出すこと。

そのためには、知識と心の両方を扱える講師が必要なのです。


2. 行政書士としての専門性

私は2000年代初頭から行政書士として活動してきました。

その23年間で最も多く携わってきた分野が、融資申請・補助金申請・創業支援です。

たとえば、補助金。

募集要項を読めば概要はわかりますが、実際の採択率を高めるには「要項の裏にある評価基準」や「実務上の採点者の視点」まで理解していなければなりません。

融資でも同じです。

金融機関の表向きの評価軸と、担当者が実際にチェックしているポイントは違います。

制度を知っているだけでは役に立たず、現場で“どう動くか”が問われるのです。

この「制度と現場をつなぐ知識」を積み重ねてきたのが、私の23年の行政書士人生でした。


3. 創業塾で伝えていること ―「反射ではなく選択」

多くの創業希望者は、頭ではやりたいと思いながらも、心の中で不安や恐れに揺れています。

「失敗したらどうしよう」「周りに反対されたらどうしよう」。

こうした揺れに押されると、人は “反射的な行動” をとりがちです。

「やっぱりやめておこう」「今はタイミングじゃない」…。

でも大事なのは「恐れに反射すること」ではなく、「納得して選ぶこと」

創業するのか、しないのか。

どちらを選んでも構いません。

ただ、受講生自身が「これは自分で選んだ」と思えるように導くことが、講師の大切な役割だと私は信じています。


4. 受講生の反応から見えるもの

直近の創業塾で、最終回のプレゼンテーションに手を挙げた人数は、過去最大でした。

通常なら発表を避ける人が多い場面で、なぜこんなにも多くの人が挑戦したのか。

それは、講義で繰り返し伝えてきた「反射ではなく選択」という姿勢が、受講生の中に根を張ったからだと考えています。

また、過去の創業塾の受講生から、数年後に「先生の言葉が今になって響きました」と連絡をいただいたこともあります。

創業塾の効果は、その場限りではなく未来にまで及ぶ。

まさに「心の土台」に触れたときの証だと思います。


5. 知識だけでは届かない時代

今はインターネットを調べれば、補助金の概要も、創業計画書のひな型も、簡単に入手できます。

つまり、知識だけを伝える創業塾は、もはや価値を失いつつあるのです。

では、なぜ今も創業塾が求められるのか。

それは、「検索では手に入らないもの」がそこにあるからです。

  • 実務現場でしか知り得ない“血の通った知識”
  • 自分自身の選択を支える「心の軸」

この両方を受け取れる場だからこそ、創業塾は意味を持つ。

そして、この両輪を揃えて伝えられる人材こそ、これからの創業塾に必要とされる講師なのです。


6. 行政書士だからこそ伝えられる視点

行政書士というと、「書類作成の専門家」というイメージが強いかもしれません。

しかし、私の実務経験からすれば、それは半分だけ正解で、もう半分は「制度と現場の通訳者」です。

融資や補助金の制度を、机上の理論にとどめず、受講生が **「自分の現実に引き寄せて理解できる」**ように翻訳する。

そして、その選択が恐れに基づくものなのか、それとも納得から出たものなのかを問いかける。

これが、行政書士である私が創業塾で担う独自の役割です。


7. 講義スタイルの具体例

ある創業塾で、受講生がこう言いました。

「もしこの講義を受けなければ、私は“やらない理由”ばかり探していたと思います。」

また別の創業塾では、最終回を終えた後に「創業しないことを選んだ受講生」がいました。

けれどその人は、数年後に「先生の言葉が残っていて、今ようやく挑戦できました」と連絡をくれました。

創業塾の価値は、その場で起業者を量産することではありません。

受講生の人生のどこかで、勇気を持って“選択”するきっかけを残すこと。

私はそのことを、講師として常に意識しています。


8. 結論 ― 地域への呼びかけ

自治体や商工団体が創業塾を開催する本当の目的は、受講生が「創業してよかった」「参加してよかった」と思える地域をつくること。

制度や知識だけを伝えるのなら、パンフレットやウェブサイトで十分です。

でも、受講生が「選択した自分」を実感できる場をつくるには、血の通った経験と、心に届く言葉を持つ講師が必要です。

行政書士 阿部隆昭は、23年の実務経験と、数多くの創業者に寄り添った現場知をもとに、**「知識 × 心の土台」**の両面から創業塾を支えます。

地域の未来を支える創業者を、一人でも多く「選択から生み出す」。

それが、私が創業塾で提供できる最大の価値です。

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行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。