「したくないこと」を数えたら両手両足じゃ足りないけど、
「したいこと」を数えたら片手で余る、っていう人が多いんだろうな。
特に本意じゃない仕事をしているサラリーマンは、両手両足じゃ足りんと。
残業したくない
上司の小間使いしたくない
アホみたいな仕事したくない
好きなときに旅行行きたい
好きなもの自由に買いたい
大きい家に住みたい
ん、結局カネか?!
旅行行って、物買って、美味しいもの食べて。
その後に何する?
一通り満足した後は、このルーチンの繰り返し?
黄泉の世界が間近になった病床で、子供にね、こう言われたとするじゃない。
「お父さん、今までやり残したことない?、、」
「本当のこと言うと、もっともっと金持ちになってさ、好きなときに海外旅行に行って、美味しいもの食べまくって、好きなブランド品買いまくって、まぁ、要するにさ、一言で言うともっともっとウハウハな生活したかったんだよね」
ってなったらさ、
「私、『その続きやってあげるから』って言おうとしたけどムリそうね。」
ってなる。
もしも、やり残したことが。
「ここにある100億使って世界中に幸せのビックウェーブを起こしたかったんだ!!」
だったらですよ。
「お父さん、そのビッグウェーブってのが今すぐにイメージが湧かないけど、なんとか方法考えてやってみる!
お父さんには絶対勝てないけど、私、お父さんにナイもの一つだけ持ってるよ。」
「それは、何だい?」
「時間よ、タイムリミットまでに残された時間。
それでも未だビッグウェーブに足りなかったら私もお父さんと同じように次の人に託すわ」
って感じで、やりたいことが伝承される。
『私、こういうことやりたいの』って自信を持って他人様に言えるには、この要素が必要だと思うんだよね。
自分が途中で離脱しても、誰かが伝承してやってくれる。
そういった、道筋的なもの。
自己満足、いいと思うし必要だけど。
以上、朝の寓話でした。