こんばんは。
約一ヶ月、全五回にわたって開催された「東京都北区来たKITAオリパラプロジェクト」の講座が昨日で終了しました。
講座と体験を通して参加者の皆さんに東京オリンピックパラリンピックと何かを考えてもらい、その時に何が出来るのかを感じて頂くことがテーマ。
最終回の第五回目は、集大成としてワークショップ形式を採用しました。
講師としてお願いしたのは、ワークショップデザイナーの浦山絵里先生。
参加者にとって、プランナーにとって『来たKITAオリパラプロジェクト』は得るものがあったのか?なかったのか?
他の人が何を考えているのかが分かった!
メインのワークショップでは、5人づつのグループに分かれ、プランナーがその中にファシリテーターとして入りました。
私も、そのうちの一グループに参加。
合間に他のグループの様子もまわってみました。
「オリンピックパラリンピックのときに何をしたい?」
「オリンピックパラリンピックのときは何をしていると思う?」
「そのためには今何をしたらいい?」
といったような質問をキッカケに話しを始めると、自然とわかるんですよね、他の参加者がどう思っているかが。
高齢者の方にとっては、「まず元気でいること」という意見が多かったですね。
同じ世代どうしで共感が生まれていました。
他の方は英語でコミュニケーションが取れるようになっていたい。
だから「今のうちから英会話習う」
自分が考えていることに同意をもらうだけでも肯定感に満たされるし、何より話しをしている参加者が嬉しそうだった。
それを見ている運営側の私たちも嬉しかったですね。
初めて会う人とたくさんお話できたのがうれしかった!
参加者から多く聴かれのがこの意見。
もしかしたらですけど、第三回の講座でナショナルトレセンと障がい者スポーツセンターの体験を一緒にしたのが良かったのかしれません。
その後だから余計に親近感をもってお話することが出来たのかなと。
プランナー会議のとき、実は心配していたんです。
フリーでお話する機会を設けても、誰も話さなかったりしたらどうしよう、場がしらけてしまうんじゃないかって。
しかし、全くそんな心配なんてすることなかった。
始まってしまえば、皆さんホントに仲良さそうにおしゃべりしているんですね。
私もその仲間に入って話しをするのはとても楽しい。
同じグループには私の両親の実家の宮城県が出身だという方もいらっしゃって、なんだかそれだけでもうれしいですね。
一瞬で五年後の未来に飛べた!
オリンピックパラリンピックというこれ以上ないほどの強力なイベントが東京に来る。
世界最高のスポーツイベントを間近に見ることが出来る!
それだけでもワクワクが止まらないですよね。
そのことだけで五年後の未来に瞬時に飛べるんです。
その時、何してる?
どうなっていたい?
普段生活をしていると、何年後にどうなっていたい、なんて考える機会はそうないですよね。
でも、そこはオリンピックパラリンピック。
未来の自分、そこから逆算する今の自分の在り方。
オリンピックパラリンピックってすごいなあと思いました。
得るものがあったのかなかったのか?
参加者、プランナー、事務局、全員にとって思いを深めるモノがあった。
私にもあった。
東京オリンピックパラリンピックを契機としてどう社会と関わりをもっていけばいいのか?
第一回の講師として登壇して頂いた結城先生が話されていた課題です。
考えました。
キッカケはたまたま私たちが住んでいる日本で、東京で行われるオリンピックパラリンピック。
どういった社会が望ましいのか?
正しい社会の姿はどうあるべきか?
自分はどうありたいのか?
「国際交流」と「スポーツ応援ボランティア」
これらをやっていきたいと思います。
具体的な方法はこれから考えますが、方向性は決まりました。
今回の連続講座によってせっかく顔見知りになれたのに、二度と会う機会がないなんてもったいない。
これで終わりにするのではなく、第二弾の講座、しかも同じメンバーで出来たとしたら嬉しい。
その後、どう変わったのか?
変わらなかったのか?
出来たのか?
出来なかったのか?
そんなことも共有できるといいな。