マクドナルドのトレーによく置かれている紙です。
いつもは読まずに捨ててしまいますが、何となく目に止まりました。
『みんなに愛される、特別な、特別なコーヒーでありたい。』
はじまりの朝だって、食事の後だって、
いつもの一杯を、とっておきのひとときにしたいから。
マクドナルドは、こだわってこだわってコーヒーを作っています。
ブラジル、コロンビア、グアテマラ、
世界有数の産地から厳選された高品質のアラビカ豆を使用。
さらに、ブラジル産とコロンビア産の豆には、
これまでの焙煎方法であるフルシティローストに加えて、
深煎りのフレンチローストを採用。
それぞれの豆の風味をバランスよく引き出すために、
ひと手間もふた手間もかけ、幾種類もの焙煎を組み合わせているのです。
マクドナルドは、「おいしい」という品質をお届けするレストラン。
お店でドリップした、こだわりのコーヒーをどうぞ。
上質な香りと深いコクに、あなたは思わず目を閉じてしまうでしょう。
意外性
「おいしい」という品質をお届けするレストラン。
レストラン?!
マクドナルドってレストランだったの?
って、思いませんか?
でも、これって私たちにイメージ改革を促しているんですね、きっと。
このさらっとした何気ないこと一言によって。
単なるファストフードじゃない、レストランなんだよ、美味しいんだよと。
それに、「品質」といえば、食材の産地にこだわっているとか、クオリティーが高いといったことに通常使われますよね。
「おいしい」っていうのは、あくまで人の感覚です。
つまり、人の感覚にも訴えかけるような、それほどにこだわってこだわって作っているんです。
繰り返し
はじまりの朝だって、食事の後だって
特別な特別なコーヒー
こだわってこだわって
ひと手間もふた手間も
これぐらい、しつこいぐらい繰り返して使うのは効果的。
やっぱり印象に残りますもの。
こだわってるんだな、とか。
手間かけてんだな、とか。
特別なんだな、とか。
どんなシチュエーションだって、美味しく飲めるんだな、とか
「とか」、の繰り返しは意味ないですね笑
マクドナルドでは、違う理由で目を閉じている人はいつもたくさん見かけます。
でも、これからはきっと、香りとコクに満たされて目を閉じるお客さんが多くなることでしょうね。
私、マクドナルド好きですよ。
今までは商品というよりも、主に買っているのは「時間」と「場所」ですが。