そう!、以前お客様に聞かれたんです。
「終活」って何をするの?
言われてみれば、終活っていう言葉はかなりフワフワしたイメージ。
ウィキペディアによると、終活とは?に対する答えはこうなります。
終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略であり、人間が人生の最期を迎えるにあたって行うべきことを総括したことを意味する言葉。
人間が人生の最期を迎えるにあたって行うべきこと、これが「終活」
もう、全くそのとおりだと思います。
そのうえで、「最期を迎えるにあたって行うべきこと」って何でしょうか?
私たちは、何をしなければいけないのでしょう?
同じくウィキペディアによると、終活に関わる行為には以下ものがあるようです。
準備
介護
葬儀
埋葬
身辺整理
遺産相続
記録
記念行事
こうして列挙されてみると、「終活」の目的が明らかになってきているような気がします。
「終活」とは、「人間が人生の最期を迎えるにあたって行うべきこと」
これは先ほどみました。
では、「終活の目的」とは何でしょうか?
終活の目的とは?
残された者が困ることがないようにすること。
なぜ終活をするの?との問には、残された者が困ることがないようにしたいから、というのが答えとして相応しいと思いませんか?
介護にしても、葬儀や埋葬にしてもそうです。
事前に、本人がある程度決めておいてくれたり、希望があるのなら紙として残しておいてくれると家族は大変助かります。
何が助かるのか?
判断に迷うことがないから気持ちの負担が少ない。
だから、助かるのです。
故人としてはどうして欲しかったのか?
何もなければ全てを想像するほかありません。
葬儀や埋葬などは地域や親族の慣習に委ねられる部分もあるのでまだいい。
介護についても、地域の行政サービスから選択せざるを得ない場合もあるでしょう。
問題となるのは「相続」なのです。
こればっかりは代わりが効かない。
しかも、生前、元気なうちにしておかなければならないという時間的な制限もあります。
さらに、「相続」の場面は財産の価額も影響も大きくなることから対策を怠ると「争族」に発展しかねません。
終活のなかでも最も手を付ける必要があるのは「相続」といってもよいでしょう。
相続ということで終活を考えみたときに、最初のステップとして役に立つのがやはりエンディングノートということになります。
相続対策は一言でいえば、財産と人との関係を整理することだと言えるのです。
従来のエンディングノートと同様の機能をもたせながらも、しっかりとした相続対策を執るためのツールにもなるのが『週末相続ノート』
『週末相続ノート』は、穴埋め式の簡単にできたエンディングノートではありません。
自分で調べながら一冊のノートを作り上げるイメージです。
なぜ、穴埋め式ではないのか?
理由があります。
”今までの自分とこれからの自分”を考えながら一冊のノートを作り上げる。
この行為こそが、『終活』にほかならないからです。
「終活」とは何か?は分かりました。
「終活の目的」とは何か?も分かりました。
あなた自身の「終活」はいつ始めますか?