実施の時期が近づくにつれて注目が集まってきている感のあるマイナンバー。
先日も関連セミナーに出席しましたが、200名ぐらいは集まっていました。
おそらく出席者のほとんどは会社・団体の総務経理部の担当者と思われます。
個人情報保護関連の資格実施団体が新しい検定を始めたようですね。
本試験は、2016年春よりスタートするマイナンバー制度を良く理解し、保護して、適正な取り扱いをするための検定試験
民間の認定資格なので国家資格ではありません。
WEBサイトに書かれている合格のメリットには、「合格証書」と「合格カード」が交付され、合格者のみが利用できるロゴが使用できるとのこと。
マイナンバー検定は、組織内部の管理をする部署の担当者が取得する「資格」だと思います。
合格証書と合格カードはおまけのようなものでしょうね。
合格者のみが利用できるロゴも名刺に載せるケースがあるぐらい。
通常、資格ものといったら対外的にライセンスを持っていることを示すためのもの。
マイナンバー検定は、社員研修の一環といいますか、対内的といった意味あいが強いのでしょうね。
ただ、総務担当者にとっては単にマイナンバー制度を勉強するよりも張り合いがあるでしょうし、会社としても社員の能力担保にもなります。
対外的にも、マイナンバー検定◯◯級社員がマイナンバーを取り扱っているとアピールすることも可能。
一般の方にとっては、ほぼ関係のない資格。
こういったものもあるんだなあ、ぐらい覚えてもらえば大丈夫です。