月に一回、区役所主催の講座の有志が集まって地域づくりの勉強会を開催しています。
先週日曜日の視覚障害者ボウリングの取材の後、そのメンバーが主催しているイベントに参加してきました。
70代がメインで、40人ぐらい参加されていたと思います。
ある老人ホームのコミュニティルームを借りきって、地域のお年寄りを招いて懐メロを歌ったり、唄に合わせて身体を動かしたり、脳トレをしたりと、盛りだくさん。
そんなに楽しめないかなあと思っていたのですが、全然そんなことはなくて、渡された歌詞付きの曲目リストのほとんど知っていて、「青い山脈♪」など一緒に歌えてしまいました。
ピアノ先生と歌の先生がいらっしゃっているので音楽は本格的なんです。
情感たっぷりに弾かれるテネシー・ワルツに聴き入っている方は多かった。
そう、そんな中。
体操のときだったかな、すごい盛り上がりをみせたときがありましてね。
主催している仲間のマイクさばきがまた上手なんですよね。
もうそれこそ、チビッコたちが、「いやっほーっ!」ってなるぐらい。
そうだなあ、”さあ、これからお菓子の時間でーす”って遠足で先生が言った瞬間のような。
そんな感じになりまして。
こんなに楽しそうにしている大勢のお年寄りを見たのが初めてだったので、私も嬉しくなってしまいました。
身体を動かすっていいもんですね。
曲に合わせて、普段しないような動きをすると、うん、確かに頭が疲れる笑
そもそも、その仲間がなぜこういったイベントをボランティアで続けているかといいますと。
介護保険を使ったサービスを受けるような状態になる前に、積極的に身体や頭を動かして元気になってしまいましょう
というの趣旨なんです。
ちゃんと理念を行動に移して結果も出している。
素晴らしい。
理念を口に出すことは誰にでも出来る。
でも、それを行動にするのがまずもって難しい。
その仲間は、最初は一人で立ちあげた。
ビラをまいてもまいても、当初は誰も集まらなかったそうです。
行動して、結果を出すのは更に難しい。
今では、コンスタントに40人程度集めているのだからすごい。
もっと、すごいのが、そのイベントに当初参加していたお年寄りたちが、イベントの運営側になってお手伝いをしているということ。
イベントに参加しているうちに、自分が元気になっていって、他のお年寄りたちをサポートしよう!ということ。
イベントの開催の趣旨を見事に実現しているんですよね。
ほとんどのお年寄りたちにとって、ものすごく楽しい二時間だったに違いありません。
帰り道も皆、楽しそうでしたし。
次回、次々回かな。
自分も趣味のサックスを披露させてもらうことになっているので、練習しないとですね。
ホントに久々なんですが、また楽しい時間を取り戻せそうです。
楽しませようと思ってイベントに参加したら、自分まで楽しくなってきました♪