今日、とても面白い話しを聞きた。
インターネット上にある情報ってなんだか嘘くさい。
といいますか、本当の情報のほうが少ないんじゃないかと思うこともあるし、真偽が定かでない情報もたくさんある。
と、私たちは知っているのにかかわらずだ。
ネットにある契約書のひな形で十分。
だから、契約書の作成を専門職に依頼する必要がない。
とおっしゃる方がいた。
なるほど、素晴らしい!
確かにそうかもしれない。
だた、その方は、契約書に関する知識は皆無であるはずなのに、なぜその契約書が正しい記述であると分かったのだろう。
なぜ、その契約書のひな形がその会社で求めるものにふさわしい内容だと判断したのだろう。
とても不思議だ。
あれほど、インターネット上の情報に懐疑的な私たちは、書類となるといとも簡単に全てのものが正しいと誤解してしまう。
どこに費用を掛けるかの問題。
トラブルになってからでは遅い。
と、薄々感じているにもかかわらず、
まあ、これで問題ないだろう。
トラブルにはならないだろう。
いとも簡単にこれらの期待は裏切られてしまう。
ネット上にあるひな形で十分という素晴らしい考えは、ふとしたことで崩れ去る。
が、それが契約書の不備が原因であることも知らずに終わってしまうのかもしれない。
たった10万円の支払いをケチったばかりに、数百万円の支払いを余儀なくされる可能性がある。
きっと大丈夫だろう、という何ら根拠のない期待に支えられている事業ってどうなのだろう。
その事業に従事している社員の生活はどうなるのだろう。