【超簡単家系図無料作成講座】の4回目です。
家系図作成の専門家にも頼まずに、インターネット上の家系図作成サービスにも登録せずに自分だけで家系図を作ってみる連続WEB講座です。
国家資格である行政書士として業務経験18年の私が、これまでで培ってきた家系図作成のノウハウをシェアしますので、安心してください。
さて、今回は家系図作成を効率的に進めるために最初にやっておくべきことをお伝えします。
拍子抜けするぐらいに簡単かもしれませんが、実は私たち専門職が最初に依頼者様に確認することでもあるのです。
手元にある戸籍・住民票を全て集める。
家系図を作ろうと思って、すぐに役所に行ってみた。
完了を急ぐあまり、全て最初から戸籍を取ろうとする方がいらっしゃるのですが、ムダに終わる場合があります。
まずは、お手元にある戸籍や住民票を確認する作業を始めましょう。
親御さんにプレゼントする目的で家系図を作成しようと思っている方は、親御さんの自宅にも戸籍や住民票があるかもしれませんので確認してください。
古い戸籍や住民票でも大丈夫なの?
そういった疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
とりあえずは大丈夫です。
といいますか、家系図作成の場合には、法律的な事務手続きの場合のように、発行後三ヶ月以内の戸籍を参考にしなければならない、といった規定が一切ありません。
昔取った、戸籍や住民票でも大丈夫です。
戸籍や住民票に書かれている本籍地が重要な情報になるのです。
家系図作成のために始める戸籍収集作業のスタート地点に立つことが出来ます。
もしも、手元に戸籍謄本が一通もないとすると、本籍地の正確な記載を思い出してもらうか、住民票を本籍地の記載入りで取得しないといけません。
本籍地って正確に記憶していますか?
運転免許証の記載事項から本籍地が外れてしまったので、細かい番地までは忘れてしまっている方も多いでしょう。
普段、本籍地が必要になる場面はめったにないために忘れがちです。
家族の誰の戸籍でもいいですし、いつ発行されたものでも構いません。
家系図作成の旅は、一通の戸籍謄本があると、とてもスムーズに始めることが出来るのです。
行政書士阿部総合事務所
行政書士阿部隆昭