セミナーにプロジェクターが必須であるたった一つのワケ
それは、
プロジェクターを使わなければ、参加者と講師との共通理解が得られないから。
プロジェクターを使わない講師もいるけれど、私はこれまでの数多くのセミナーをプロジェクターを使って行ってきました。
そんな中でもセミナー会場にプロジェクターとスクリーンの設備がないこともあるので、プロジェクターなしの講座も何度か経験しました。
ずっと、モヤモヤした気持ちがあって、今これを書いているのですが。
プロジェクターを使わないセミナーが終わった後は、とても疲れる
ほんとに疲れる。
なぜ疲れるのだろうと思った。
ずっと疑問だったのだけれど、ついさっきその原因がようやく分かった。
スクリーンを通して、講師と参加者とが一体になれる感覚がまるでない。
スクリーンを指し示すことが出来ないので、参加者がちゃんとページに目を通しているかにも気を遣わなければならない。
レジュメに目を落としっぱなしになっているので、参加者としてもアクティブな参加姿勢になりづらい。
そういった姿勢を見ることになるのも講師としては本意ではない。
全ては講師の力量と言われてしまいそうだが、そうだとも思っていない。
何より、参加者に伝えたいという講師の想いと参加者の講義を聞きたいという想いが一体にならない講義は、自分自身話していてつまらない。
疲れの原因は全てはそこにある。
もう、プロジェクターのない会場ではセミナー開催をしない、と一瞬思ったけれども、セミナー自体は大好きですし、止めることはしない。
対策としてはもう一つしかなくて、それはポータブルのプロジェクターを自前で用意しておくしかない。
スライド資料を映し出すスクリーンは、ホワイトボードがあれば済むし、さいあく白い壁でも十分映る。
なので、プロジェクターを買おう。
もう自分自身がつまらないと思える講義の機会は作らない。