専門職に依頼せずに、発起人自らのチカラで会社設立を支援しようと思った本当のところを書きます。
会社設立費用を節約するため。
確かにそれは間違いありません。専門職に依頼した際に請求される報酬額相当は別の資金に使って欲しい。
特にスタートアップ時代の数万円は誰にとっても大切でしょう。
その証拠に私たち行政書士、司法書士業界はおそらく10年ほど前から価格競争が始まっています。
税理士の顧問報酬が後ろに控えて見せかけの「会社設立ゼロ円パック」などがその典型例。
クライアントをだまし討ちしているようで、私はそういった営業手法が大嫌いです。
正当で必要な費用なのであればあえて隠す必要などなく、堂々と請求すればいい。
私の知っている専門職は、ある程度決まった型に押しこむように、誘導するようにして会社設立に取り組んでいます。
当の発起人にとっては、生涯一度の大勝負かもしれませんよ、会社を作るってことは。
であるならば、発起人の意向をよくよくヒアリングしながら一緒に会社創りをしたいといのが私の希望でもあります。
とはいえ、会社法を長年学習してきた私には分かることでも、一般の方にはチンプンカンプンなことも多い。
取締役会って何?
監査役って?
招集通知?
会社法には、組織の大きい小さいによって枝分かれがたくさん存在します。
全てのことに精通することは出来ない。
分からないから、理解出来ないから、といった理由で専門職にお願いするのは分かります。
けれども、自分が作る会社の基本的な内容についてはしっかりと理解したうえで創って欲しい。
制度を少しづつ理解しつつ、あなたが取り組みたい事業の「ハコ」である会社の事もよく知ってほしい。
その結果どうなるか?
もちろん、知識も深くなりますし、自分の会社も好きになるでしょう。
ですが、ここで自分一人で作る会社設立セミナーを受けることで、あなたの事業を振り返ることが出来るのが最大のメリットです。
数万円の費用が節約出来るなんてことは、実は講師である私も小さいことだと思っています。
それよりも、会社を丁寧にていねいに創り上げていく中で、自分の会社の事業規模はこれでいいのか?、事業目的はこれだけでいいのか?、将来の資本金額にフォーカスした発行可能株式総数の定めでなくて良いのか?、監査役は最初から置くべきなのか?、数え上げたらキリがありません。
これらを決める過程で自分の事業を振り返ることで単なる思いつきではない、地に足をつけた事業をスタートすることが出来るシッカリとした会社が出来上がります。
所詮、会社なんて人間が創りだした仮想の権利義務主体です。
フェイクです。
ですが、社会的な目的を達成したいと思ったときにはどうしても必要になります。
個人事業主では、その代表者が死んだらオシマイです。
代表者が死ねば、事業も死にます。
私たち専門職もそう。
行政書士法人のように法人化しない限り、永遠の命は手に入れることが出来ません。
皆さんが頭に思い描いている事業を実現するための会社を私と一緒に創りましょう。
Growits(グロウイッツ)という起業家交流会も組織しています。
会社を立ち上げた後のビジネスアイデアの作り込みも一緒にやりましょう。
早急に会社を作り事業をスタートしたい方には、ご依頼を頂ければ会社設立を業務として私が請け負うことももちろん出来ます。
会社設立セミナーはいつ開催するの?
Growitsって何をする団体?
会社設立を依頼したいけど何から始めればいい?
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行政書士阿部隆昭
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