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なぜ、私は18キロ減量したのか──震源に触れる問いが、すべてを変えた |行政書士阿部総合事務所

May 23, 2025
約 5 分

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「ただ痩せたんじゃない。“在り方”を組み直したんです

2021年、私は18キロの減量をし、今もそれを維持しています。
けれど、それは見た目を整えるための行動ではありませんでした。

世界が止まり、“外の自由”が奪われたとき。
私は、自分の**「存在の輪郭」**を描き直すようにして、
身体を、時間を、そして生き方そのものを再設計したのです。

この記事では、私がなぜそこまでして変わったのか。
そして、その変化がなぜ**経営や事業にも直結する「震源の問い」**だったのかを、
実体験とともにお伝えします。

「何のためにこの仕事をしているのか?」
「自分の在り方は、誰にどんな影響を与えているのか?」

そんな問いに真正面から向き合いたい方に、届けたいと思っています。


■ はじめに:ただ痩せたわけじゃない

「どうして減量を?」
「なんのために筋トレを続けてるんですか?」

創業セミナーや経営支援の場で、よく聞かれる質問の一つです。
私はコロナ禍をきっかけに、約18kgの減量と身体の再構築を行い、5年以上それを維持しています。

ただ、ここでお伝えしたいのは――
それが“ただのダイエット”ではなかったということ。

私はそれを、存在の再設計と呼んでいます。


■ コロナ禍が奪った「外の正解」

2020年、コロナ禍の突入。
誰もが突然、“外の自由”を奪われる体験をしました。

・人と会えない
・移動できない
・仕事が止まる

その中で、私はある種の不安ではなく、“空洞”のようなものを感じていました。
何かを失ったというより、「何も持てていなかったことに気づかされた」感覚。

そんなときに、私が選んだのが――

**「内側を再構築する」**という選択でした。


■ 存在層で見る「身体を変える」ということ

身体の変化には、層があります。
表面だけを整えるのではなく、**なぜその行動に至ったか?**という“存在の層”を見てみましょう。


● 表層(見た目・評価)

・見た目が若返った
・健康的になった
・意志の強い人だと思われた

これは最も分かりやすい変化です。
しかし、それだけなら維持する理由はすぐに失われてしまうでしょう。


● 中層(意識・焦り)

・「このままでは自分が曖昧になる」
・「誰かに決められた外側じゃなく、自分の輪郭を確かにしたい」
・「流される人生に、自分で杭を打ちたい」

この層での行動は、“自己の境界線”を描き直す意図を帯びます。


● 深層(願い・回復)

・「この身体に“本当の自分”を住まわせたい」
・「外の自由が奪われても、内なる自由を取り戻したい」
・「意味を持った時間として、未来の自分に引き渡したい」

ここまで来ると、「減量」や「筋トレ」はただの手段になります。
それは、“魂の住処”を整える行為なのです。


● 核層(震源・在り方)

・「ただ在るだけで、世界と対話できる身体」
・「状況に流されるのではなく、選び続けられる存在」
・「静かに、確かに、ここに立つ」

ここに触れたとき、人は行動を超えて、在り方を持つようになります。


■ 「震源に触れる問い」が人を動かす

今、私はこう考えています。

経営も、人生も、「行動」や「努力」から始めるとうまくいかない。
本当に変化を起こすのは――
**「震源に触れる問い」**からです。

たとえば、私はこう問いかけました。

「このまま、ただ生き延びていいのか?」
「未来の自分に、“あの時間があってよかった”と胸を張れるだろうか?」

この問いに出会ったからこそ、筋トレも、減量も、意味のある行為として根付きました。


■ 「構造を読み解く知見」からの経営支援

私は、行政書士・経営コンサルタントとして、補助金支援や創業支援にも携わっています。
でも、制度の説明や書類の作成だけをしたいわけではありません。

私が本当に提供したいのは――
**「その人の存在や、経営の核にある“震源”を捉えなおすこと」**です。

制度は“構造”です。
事業計画も“構造”です。

でも、構造だけを動かしても、経営は変わりません。
必要なのは、その構造の奥にある「なぜ」=震源に触れること。

そこから組み立てる事業計画は、
ブレずに、育ち、共感を呼びます。


■ だからこそ、私はこう定義しています

経営支援とは、
**「構造を読み解く知見」**と、
**「震源に触れる問い」**を手渡すこと。

単に儲ける方法や、採択されやすい書類を書くことではありません。

・なぜその事業をやるのか?
・誰に、どんな未来を届けたいのか?
・その想いは、何に突き動かされているのか?

それを言葉にし、制度と結び、行動に繋げる。
これが、私の考える「存在支援型の経営コンサルティング」です。


■ おわりに:変化は、行動からではなく問いから始まる

「なぜ、減量したのですか?」
その答えは、今ならこう言えます。

「未来の自分が、“あの時間があってよかった”と感じられるように、
 今できる選択をしたかったんです。」

身体を変えたのではなく、存在の地図を描き直したのです。
そしてそれは、経営にも、人生にも共通すること。

「自分の震源に触れる問いを持てたか?」
それが、すべての始まりなのだと、今は確信しています。


行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭