NPO法人設立認証時に作成すべきいくつかの書類の中でも定款の次に難しいとされるのが「設立趣旨書」
NPO法人の設立の趣旨を書くのは分かっているのですが、実際にどのように文章を組み立てていけば良いのかが分かりづらいですよね。
なぜNPO法人を作るのか?という問いをさらに細く分けた問いに答えていき、それを適切な接続詞で繋いであげると立派な設立趣旨書が完成しますよ。
個人ではなく法人を作るということは、なんらかの解決すべき社会的な課題があると思います。
まずは、その「課題」を前提として書く必要があるでしょう。
次に、その「課題」が解決された後に描く「ビジョン」。
その「ビジョン」を実現するためにはどのような「アクション」が必要なのか?
そして、その「アクション」は社会全体の利益(公益=不特定かつ多数の利益)になるのか?
さらに、その「ビジョン」を実現するための「アクション」をするときには、なぜ株式会社など営利法人ではなく特定非営利活動法人にするのか?
「課題」や「ビジョン」や「アクション」を箇条書きでも良いので思いつくまま挙げていきます。
その作業は、出来れば代表者一人ではなく、理事となるメンバーや、社員なども交えた複数を行うほど適切な言葉が浮かびやすいです。
NPO法人の設立総会の前段階で開催されるであろう「設立発起人会」の場を利用して設立趣旨書のたたき台を作ってみてもいいですね。
どうしても「設立趣旨書」が作れない!
という方は当事務所にご相談ください。
NPO法人設立認証手続き全般の代行の他に、「設立趣旨書」のみの作成も対応しております。
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解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭