遺言はいつでも撤回することができるのが原則です。 この部分だけ言えば、単独行為である遺言は、遺言者本人の意思でコントロールできる。 第1022条(遺言の撤回) 遺言者は、いつでも、遺言の方式に従って、その遺言の全部又は一部を撤回することがで...
母の形見で、私がもっとも大事にしているもの。 それが、金田一先生の「明解国語辞典」です。 物書きが好きだった母が使い倒したもので、子供時分の私もよくこの辞典を利用しました。 遺言は「いごん」なのか「ゆいごん」なのか? 法律家なら「いごん」、...
「遺言書」であるかに拘らず、一般論として書面で作成された文書には、その作成日付の記載は欠かすことのできないものになります。 自筆証書遺言については、民法968条で「日付」を「自書」す (最判昭54・5・31) 自筆遺言証書の日付として「昭和...
社会的妥当性に反する契約は、民法第90条で無効になります。 遺言によってするものでも、贈与であることに変わりありません。 社会的妥当性に反すると思われる愛人に対する遺贈は、無効となってしまうのでしょうか? 愛人に財産を贈与する...
実際にこのような状況になることは、そうはないと思います。 ですが、条文で規定しているということは、共同で一通の遺言書を作られてしまうことへの予防線とも考えられます。 ”一緒に遺言書を作っておきましょうか” ということになったと...
遺言書の作成に適した用紙ってあるんでしょうか?、別段、どんな用紙でも構わないんでしょうか? 以前、私が尋ねられた質問です。 遺言書の作成に適した用紙はありますか まあ、アレであろうことは想像つくとは思われますが。 よろしければ...
法律上当然に相続人ではなくなってしまう「相続欠格」制度 法律上当然に相続人ではなくなってしまう「相続欠格」制度 相続欠格に該当する事例にあたることは実務上そうあるものではありませんが、制度として知っておくことは有用です。 相続...