好きなことを仕事にすべきか?
と、
好きなことを続けていたらいつの間にか仕事になっていた。
仕事を続けていたら、その仕事が自分の「好き」になっていた。
とは、全く違うと随分と前から思っています。
「仕事」、とするには、それによって売上利益を確保する必要がありますよね。
好きなことを好きなようにやって、それで売上利益が確保できれば、それは正に理想形態。
なのですが、それがほぼ無理筋に近いのは多くの人が想像がつくのではないでしょうか?
当職も創業支援業務をさせていただいて長いですが、実は、純粋に「好きを仕事に」にした方はとても少ないです。
ですが、先ほども書いたように、
好きなことを続けていたらいつの間にか仕事になっていた。
仕事を続けていたら、その仕事が自分の「好き」になっていた。
この二つのケースは多いです。
もちろんですが、どちらが正解で、どちらが正しい、といったものではありません。
好きなことで創業するかどうかは、人それぞれ。
とはいえ、一つ言えることは、失敗する創業よりは、成功する創業のほうがそれは良いですよね。
一つの事例ですが、
”好きは盲目です”
事業運営で、”盲目”はとても危険な状態です。
競合他社を見ない、自分の強みを見極めない、ターゲット顧客がどこにいるのか見ようとしない。
ほんの少しですが、”盲目”と絡めて書いてみましたが、このケースはホントに多いのです。
なので、私は、「好きを仕事に」は懐疑派です。
行政書士阿部隆昭