行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

始める前に知っておく!失敗しない民泊ビジネスの始め方|行政書士阿部総合事務所

August 22, 2017
約 9 分
OUR SERVICES

「どうすればいいか」から
一緒に考えます。

補助金と外国人雇用。どちらも「使える制度を教えてもらうだけ」では解決しません。実務家として、申請・手続き・その先の経営まで伴走します。

認定経営革新等支援機関(中小企業庁) 行政書士登録 2013年開業 東京都北区
SERVICE 01

補助金申請支援
ものづくり・持続化・新事業進出

「使えるか分からない」という段階から相談できます。要件確認・事業計画書の作成・電子申請・採択後の実績報告まで、行政書士が一貫して対応します。

補助金の適合診断をする →
SERVICE 02

外国人雇用支援
在留資格・ビザ申請・コンプライアンス

技術・人文知識・国際業務、特定技能、経営管理ビザなど、企業向けの在留資格申請を専門に取り扱います。採用前の相談から許可取得・更新・変更まで継続対応します。

外国人雇用の相談をする →
SERVICE 03

補助金適合診断
無料・その場で結果を表示

4つの質問に答えるだけで、今の事業・投資計画に合った補助金候補と申請優先度をその場で確認できます。資料不要・5分で完了。

無料診断を試す →
SERVICE 04

創業支援・その他許認可
会社設立・融資・セミナー講師

事業計画書の策定、創業融資、各種許認可取得まで対応。商工会・自治体・金融機関での講師実績も豊富です。

内容を相談する →
まず、相談してみてください。 初回相談は無料です。電話・フォームどちらでも対応しています。
補助金申請は「書類を作るだけ」ではありません。採択後の実績報告・返還リスクまで見据えた設計が必要です。
外国人雇用は、採用前の要件確認が最も重要です。入社後に発覚した問題は取り返しがつかないケースがあります。

投資目的の民泊セミナーは現在盛んに行われているようです。「盛んに」といっても曖昧ですが、試しにイベント告知サイト「こくちーず」でキーワード検索してみると1550件の登録がありました。

民泊を始めてみようと思って、インターネットで情報収集したり、書籍で勉強している方の興味は、この一点につきます。

”要するに、いくら儲かるのか?!”

もちろん、訪日外国人のために何か役に立ちたいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、かなり少数だという印象です。

 

民泊でいくら儲かるのか?

に対する答えは、民泊をどう始めるか?!によって大きく異なります。

 

 

民泊を事業として始める方は、以下のような視点で分類してみると分かりやすいですよ。

民泊物件を、①借りる、②新たに購入する、③すでに所有している

①民泊物件を借りて民泊ビジネスを始める場合。

②民泊物件を新たに購入して民泊ビジネスを始める場合。

③民泊物件をすでに所有している場合。

以上の①②③のそれぞれの場合で、事業としての始め方や手続きが異なります。

順番にみていきましょう。



①民泊物件を借りて民泊ビジネスを始める場合。

一番手軽に出来そうですが、結論から言えば、所有するよりも賃借して民泊を始める方が大変です。トラブルも多いです。さらに、民泊新法施行前の現段階で、「マンションの一室」を賃借しても民泊として転用するのは事実上不可能。

したがって、一棟の建物を賃借して民泊事業を行う場合には、旅館業法の簡易宿所の許可が下りる可能性はあります。

がしかし、許可が下りても民泊として運用する場合には不安要素が大きく残ります。

というのも、簡易宿所(民泊)の建物の一部の修繕等を行政から後日指導されたとしましょう。一般的な賃貸借契約では、賃借人(建物の借主)は、賃借物件に対しての処分権があります。賃借物件に対して修繕行為も含めた変更行為も認めていないことが多いでしょう。ということは、行政から建物の修繕要請を受けた賃借人(民泊ビジネスを行なっている方)は、物件の所有者に修繕をお願いすることになります。建物の所有者がその意向を受け入れて修繕をしない場合には、旅館業法上の簡易宿所の営業主として営業停止等の責任を負担する事態にもなりかねません。

あくまで可能性の話ではありますが、民泊をビジネスとして始める以上はリスクを認識し、対応策を考えておく必要があります。その意味では、物件を借りて民泊を始めるのは運営においてリスクが高いと言っても良いでしょう。

 

②民泊物件を新たに購入して民泊ビジネスを始める場合。

今、民泊投資としてインターネット上で情報が上がっているのがこのパターンです。

①借りて民泊、や、②既に所有していた民泊、と比較して、よくよく本当にしっかりと時間をかけて検討して欲しいのは事業として回るかの一点だけ。

どこにコストがかかるかを整理して、最終的にいくら残るのか?(いくら儲かるのか?)を数字でハッキリさせてください。”やってみなければわからない”はダメです。①③と比較して、”やってみてけどダメだった”が許されないパターンだから。

融資で物件を購入するので、金利が先ずかかりますよね。さらに、物件購入する場合には、不動産仲介業者に売買金額の3%程度も必要です。民泊物件取得について、あるいは、民泊開業についてコンサルに依頼している場合には、コンサルティングフィーも必要。融資申請に際して、事業計画書等のサポートをしてもらう場合には、その専門家に対してのフィーも必要。さらに、旅館業法の許可申請は複雑で手間もかかるため、行政書士に依頼する必要も事実上あるでしょう。更にさらに、ここが重要ですが、民泊の管理はどうしますか?自分で出来ますか?出来ないですよね?管理面は業務委託するでしょう。その費用もかかります。宿泊客にどうやって周知しますか?情報サイトに掲載する費用もかかります。

民泊を事業として始める場合には、管理コストがランニングでかかってくるのが本当に怖い。ましてや融資を受けて物件を購入しているので、最低限返済原資も稼ぐ必要があります。が、どうでしょう。民泊を始めたいと思っている方々は、金融機関に借金を返済するためでもなく、管理会社にフィーを支払うためでもなく、いくばくかの余剰資金を生み出したいと思ったから、だから始めたわけですよね?

所有権を持っているのでいかようにも処分することは可能ですが、お金を借りて物件を購入し、民泊として事業が回らなかったので物件ごと他社に売却。売却差分では、当初購入金額を補填することが出来ずに借金だけが残った、ということにならないようにして欲しいと思います。

 

③民泊物件をすでに所有している場合。

と、書きましたが、民泊物件を既に所有しているということは事実上ほぼないでしょう。ここで想定しているのは、一棟物件を既に所有しており、民泊に改修可能な物件という意味です。

したがって、②の場合と異なり物件購入資金は不要ですが、民泊適応物件に改修する費用は必要になります。

普通の家には、玄関帳場なんてないですからそれも作る。各部屋にガスの元栓なんてないでしょうから新たに作る。浴室、採光、お手洗い、客室、寝具などなど、実際のところ何から何まで新規で揃えないと旅館業法の許可申請さえ出せません。調達コスト、工事費、諸々出費が重なります。

ですが、この③の場合、物件購入コストが収支を圧迫しないのが相当に大きい。賃借しているわけではないので、賃料もランニングでかからない。もちろん、固定費として固定資産税等は必要ですが、もともとそれは負担していたものでしょう。民泊ビジネスによって新たに負担が増えたわけではない。

 


さて、ここからが大事なところ!

考える必要があるのは、二つ。たったの二つです。もうちょっとだから頑張りましょう。

1、訪日外国人への周知

2、民泊の管理

 

1、訪日外国人への周知

あなたが民泊ビジネスを始めたことをどうやって訪日外国人(あるいは最近増えているとされる、民泊に泊まりたいと考える日本在住の日本人)に伝えるか?

知ってもらわない限り、泊まってはもらえません。

泊まってくれて、はじめて売上が発生します。

売上がない限り、当然、利益もありません。

泊まってもらうには、知ってもらう必要がありますよね。海外と個別の強いパイプをお持ちで定期的に客を流せる、といった例外は除いて。

賢明であり、現状、最適だとされるのは、民泊情報サイトに掲載すること。もちろん、一件の宿泊費に対して割合でフィーは発生します。ですので、民泊事業のプランニングには、あらかじめ情報サイトへの掲載料を盛り込むのが普通。

 

2、民泊の管理

「管理」というと簡単に聞こえますが、賃借物件の管理とはわけが違う。

外国人の宿泊に耐えるにように、まずは外国語対応の設備にしましょう。情報サイトへの登録も代行してもらいましょう。どうせなら部屋を綺麗に撮って欲しいのでプロのカメラマンにお願いします。鍵の受け渡しやお部屋の使い方の説明はどうしましょう。外国語が堪能な方でないと難しいですよね、なのでこれも依頼しましょう。もっとも煩雑な事務手続きである予約管理、これも全部お願いしましょう。

そうなると、民泊管理代行費用として、はい!ウン万円、となります。

管理代行報酬としては、売上額の%(割合)か、月額か、のどちらかが多いです。

「月額」。。怖いですよね、宿泊客がゼロでも月額はかかります。

「割合」。。売上が上がれば上がるほど、当然、管理コストもかかります。

要するに、管理代行をする場合にはコストがかかるということ。代行会社にしてみれば、ビジネスなので当然ですし、民泊物件オーナーとすれば管理面を丸投げできるメリットはそれなりに大きいものです。手を汚さずに(部屋の清掃等の雑務をせずに)机上の売上計算だけしていればいいのでそれは仕方がありません。

 

民泊ビジネスを始める場合にはー全てのビジネスに共通することではありますがー入るお金の額と時期、出ていくお金の額と時期を全てリストアップしたうえで、どの方法が適切なのかをよくよく検討してください。

事業として民泊を始めるのであれば、どうでしょうかビジネスとして回るから、というだけでスタートするかも見極めポイントの一つ。全てが丸く収まって、スタート直後からウハウハ♪、ということばかりではありません。もちろんそうなることが理想ですが、そうではない時に事業継続の支えになるのは事業に対するミッションでありヴィジョンであったりもするのです。民泊新法施行前だから、新ビジネスとして注目されているから、知人が儲かっているから、理由はなんでもよくて、ときにそれが正しかったりするのでダメとは言えませんが、自分の中で理屈が付けられるようしてから事業を始めて欲しいと思っています。

民泊物件を仲介する不動産業者や、民泊を管理代行する事業者、民泊物件を掲載する情報サイトなどが揃っていてはじめて、良質のサービスを訪日外国人に提供できるのは確かだと私は思っています。

ただ、それらを利用することで事業として回らないことが確定し、かつ、それでも民泊を通して訪日外国人に日本の良さを知って欲しいという考えをお持ちでしたら、もうそれはミニマムに民泊を始める他ないでしょう。

ミニマムに民泊をするとは、簡単に言えば、全部自分でやる。

民泊に限ったことではありませんが、誰かにサービスを依頼すればそこにフィーが発生するのが原則です。そのフィーはリアルマネーの場合もあれば、お互いのサービスなどの対価を交換する場合もあるでしょう。いずれにしろ、持ち出しがある。それを避けるには、誰かにお願いしない。全部自分でやる。それしかありません。

ただ、全部自分でやること、ミニマムで始めること=成功する、ではないのがビジネスの悩ましいところ。

全て丸投げしてロケットスタートするからこそ、売上も上がり、民泊物件も一棟から、二棟、三棟と増え、不労所得を得ることができるかもしれません。

民泊ビジネスでいくら儲かるのか?

それには民泊の始め方によっても異なると、最初に書きました。

何れにしても大切なのは、自分自身で納得いくまで計算して考えること。

ここまでお読み頂いた方は、4000文字、原稿用紙10枚分の文字数を読んでいます。めんどくさくなかったですか?書いている私も実は大変です。ここまで書いてきて、民泊って大変だなあと正直思いました。ただ、民泊をビジネスとしてスタートする方はもっとめんどくさくて地道な作業を繰り返す必要があるでしょう。

行政書士阿部総合事務所では、”民泊を始めてみたい”という方々に対して、旅館業法の許可申請から民泊ビジネスを始めるための費用の試算までのコンサルティングサービスを提供しています。

お問い合わせ、相談予約等は、こちらからお願いします。

創業支援と資金調達に強い行政書士阿部隆昭

 

【最強の民泊許可(旅館業法許可)代行サービス@東京都北区赤羽】 | 行政書士阿部総合事務所@北区赤羽【最強の民泊許可(旅館業法許可)代行サービス@東京都北区赤羽】 | 行政書士阿部総合事務所@北区赤羽

 

 


 

 

 

行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。

行政書士阿部隆昭 業務ブログ

補助金申請・外国人雇用・創業融資に関する最新情報・実務解説を定期発信しています。

補助金・助成金 外国人雇用 外国人政策 創業・会社設立
CONSULTATION
制度のことも、手続きのことも、まず話してみてください。
補助金申請・外国人雇用・在留資格・創業支援
行政書士阿部隆昭が直接対応します。

「書類を作るだけ」ではなく、採択後の実績報告・返還リスクの回避まで見据えた実務支援を提供しています。
無料相談・お問い合わせ
初回相談無料|電話・オンライン・対面
COMMENTARY SITE
行政書士阿部隆昭の視点
外国人政策・移民問題に特化した独自の論考を発信。ニュース・制度改正・入管行政の矛盾を、申請実務の最前線から読み解きます。単なる制度解説ではなく、「日本はどうあるべきか」を問い続ける実務家の視点です。
「前提を整えて、言葉の意味を統一し、それから議論をする。」
サイトを見る →
YOUTUBE|外国人問題
行政書士阿部隆昭の視点
外国人問題の「地平」を目指して発信。在留資格・外国人労働・移民政策について、ニュースの背景・制度の矛盾・現場の実態を行政書士の目線で解説します。感情論ではなく、一次情報と実務経験に基づく分析が特徴です。
▶ チャンネルを見る
YOUTUBE|補助金・創業支援
行政書士阿部総合事務所
補助金・創業支援チャンネル
ものづくり補助金・持続化補助金・IT導入補助金・創業融資の申請ノウハウを解説。現場の実務視点でお伝えします。

が登録中

▶ 登録して最新情報を受け取る
FREE DIAGNOSIS
補助金適合診断(無料)
今の事業・投資計画が補助金の対象になるかどうかを、3つの質問でその場で確認できる無料診断です。

補助金は「申請すれば使える」ものではありません。申請前に1分で確認することで、時間とコストの無駄を防げます。
今すぐ無料で診断する(登録不要)→
所要時間1〜2分|資料不要|その場で結果表示
SEARCH
記事・情報を検索する
補助金・外国人雇用・創業融資に関する実務情報を検索できます。キーワードまたはカテゴリからお探しください。
▶ タグから探す