2026年7月14日更新
食玩にガムが入っているのは、全国共通の法律が「玩具には必ずガムを付ける」と定めているからではありません。食玩は、お菓子と玩具・カードなどを組み合わせた商品です。ガムやラムネはその商品の食品部分であり、商品ごとに内容や販売方法が設計されています。
「ガムを入れれば玩具を食品流通に乗せられる」は断定できない
この記事は以前、ガムを入れることで玩具を食品の流通経路に乗せ、コンビニやスーパーで販売しやすくするためだ、と紹介していました。しかし、すべての食玩に共通する唯一の理由として確認できる一次情報は見当たりません。
実際には、食玩にはチョコレート、ラムネ、ガム、キャンディなどさまざまな菓子が使われています。メーカー公式サイトでも、食玩はスーパーやコンビニエンスストア等の菓子売場で販売される商品として案内されていますが、「ガムを付けなければその売場で販売できない」とは説明されていません。
ガムが採用されやすい理由として考えられること
- 保存しやすい:常温で扱いやすく、比較的長い販売期間を設けやすい
- 小さく封入できる:玩具やカードのパッケージ設計を妨げにくい
- 菓子売場との相性:食玩としてスーパーやコンビニの菓子売場で展開しやすい
- 商品価格との調整:菓子と付属物を含む商品全体の企画に組み込みやすい
ただし、これらは商品企画上の一般的な利点であり、個別商品の採用理由はメーカーの設計・販売方針によって異なります。「流通の抜け道」「法律上のトリック」と一括りにするのは正確ではありません。
食玩を見るときに確認したいこと
食品としての名称、原材料、アレルギー表示、賞味期限、対象年齢、注意事項はパッケージで確認します。玩具部分が主目的に見えても、食品が含まれる以上、誤飲やアレルギーへの配慮が必要です。
「なぜガムが入っているのか」という疑問は面白い着眼点ですが、実際の制度や流通は一つの説明だけでは捉えられません。確認できる事実と推測を分けることが大切です。
参考:バンダイ キャンディ公式サイト「お問い合わせ・よくあるご質問」
商品開発や新規事業に使える支援策を整理したい方へ
検討中の投資や事業内容から、活用できる補助金の入口を整理できます。
4問の補助金診断を試す →


