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Ameba利用規約第13条(禁止事項)4の(4)②だと、アメブロでの商業利用は禁止、Ameba側の裁量でブログの一発利用停止も有りうると思えるのですが|行政書士阿部総合事務所

October 19, 2013
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約 3 分

 

別件で契約書の条項を調べていたときにAmebaの利用規約に触れました。

読み込んでみると気になる条項が。

Ameba利用規約

第13条(禁止事項)
4.本条第1項に定める禁止事項とは以下に定めるとおりとします。
(4) 当社の承諾のない商業行為
① 無限連鎖講(ねずみ講)、リードメール、ネットワークビジネス関連(マルチ商法、マネーゲーム等を含む)の勧誘等の情報、及びこれらに類する情報の送信等
② 商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成(但し、当社が認めている範囲のもの及び当社タイアップ等は除く)
③ 当社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換(それらの宣伝、告知、勧誘を含む)を目的とする情報の送信等(物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む)
④ 本サービスの一部の利用権を、当社が定めた以外の方法で譲渡する行為
⑤ 本サービスの全部又は一部の利用権をもって、現金その他の財物、財産上の利益との交換取引をすること、もしくは交換取引をすることの宣伝・告知・勧誘する行為(詳しくは
コチラ
をご覧ください。)

 

 

明らかに、商業用広告を目的としたブログ。ありますよね。

自分の会社の事業目的などを広告しているもの。

 

宣伝を目的としたブログの作成。これも大量に存在する。

 

 

この禁止事項に抵触しているブログがある場合のペナルティとしての利用規約第8条3の(1)。

第8条(退会)
3. 当社は、会員が以下のいずれかの事由に該当する場合、又はその恐れがあると当社が判断した場合、会員へ事前に通告・催告することなく、かつ会員の承諾を得ずに、当社の裁量により直ちに、当該会員に対して、本サービスの全部又は一部の利用停止、退会処分、その他当社が適切と判断する措置をとることができるものとします。
(1) 本利用規約に違反した場合
(2) 登録情報に虚偽、過誤がある場合
(3) 登録された電子メールアドレスが機能していないと判断される場合
(4) 第三者になりすまして会員登録を行った場合
(5) 第13条に定める禁止事項を行った場合
(6) 会員が死亡した場合
(7) その他、当社が会員として不適切と判断した場合
4. 前項の場合において、当社が何らかの損害を被った場合、会員は当社に対して当該損害を賠償するものとします。
5. 当社は会員に対して、第3項に定める措置の理由を開示する義務を負わないものとします。

 

 

以上からすると、アメブロを商業利用等で運用している方は、その全部の利用の停止の可能性があります。

しかも、通告なしに、直ちに、承諾を得ずに、裁量でということなので、毎日のように更新して書き溜めた記事もAmeba側の「裁量」によって有無をいわさず停止されることが有りうる。

利用料金の支払いのない無料ブログならではのリスクとも言えるのでしょうが。

 

アメブロを商業利用しようと考えている方、現在されている方は気を配ったほうがいいかもしれません。

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
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