「こびとづかん」 シリーズで知られた児童書出版
長崎出版株式会社など5社
破産手続き開始決定受ける
負債17億4001万円
「東京」 長崎出版(株)(資本金2000万円、千代田区神田小川町3-3-2、代表辻晋泰氏)は、8月22日に東京地裁へ自己破産を申請し、9月25日に破産手続き開始決定を受けた。
長崎出版(株)は、1975年(昭和50年)5月に設立された出版会社。設立以来、幼稚園の年長から小学校低学年を購読者層とする絵本や観察ガイドブックなど児童書のほか、料理、旅、エッセイ、健康など実用書の出版を中心に手がけてきたが、2006年より「こびとづかん」「みんなのこびと」「こびと大百科」など『こびとづかん』(なばたとしたか作)シリーズの書籍販売を開始。また、「給食番長」「飼育係長」「あいさつ団長」「おそうじ隊長」などの『わんぱく小学生』(よしながこうたく作)シリーズ出版を手がけたところ、両シリーズがヒット。2007年4月期に約1億1000万円だった年売上高は、2013年4月期には約16億2300万円にまで拡大した。
こびとづかんって破産したんだ!って思って公式サイトを見てみると。
本日(9/30)の一部報道について
トピックス本日、一部報道において、「こびとづかんの出版社が破産」という、誤解を招く表記の記事が掲載されたようです。
しかし、実際には、同記事内にも記載がございました通り、破産した長崎出版株式会社は「こびとづかん」シリーズの前・出版社にすぎず、同社の出版契約は既に終了しております。
現在、「こびとづかん」シリーズは株式会社ロクリン社(http://rokurin.jp)が出版しており、今後も同シリーズの展開を続けていく予定です。読者、および書店の方をはじめとする皆様には、本件において大変なご心配をおかけいたしました。
今後も「こびとづかん」シリーズをどうぞよろしくお願いいたします。平成26年9月30日
ロクリン社
http://rokurin.jp
なるほど。
過去のこびとづかんシリーズも全てロクリン社が権利を持っているので何も問題ないというわけですね。
もう一度、帝国データの記事に戻ってみると最後の最後に一文がありました。
また、関連会社のドレミファホールディングス(株)(負債約1434万円)、(株)ドレミファ(負債約3億8195万円)、(株)ジン(負債約4790万円)、(株)ブランク(負債約8483万円)も同日付で破産手続き開始決定を受けている。
負債は5社合計で約17億4001万円。
なお、『こびとづかん』シリーズの書籍出版は現在、他の出版会社が手がけている。
この、尚書きは後から付け足したのかな。
もうちょっと誤解を招かないような書き方が他にあったと思いますが。