仕事の合間に、医療系セミナーイベントに。
消化器疾患や、人間ドック、高齢期のヘルスケアなど幅広いテーマで、第一線の先生方の現場の話がとても興味深かったです。
中でも、各がんのステージと五年生存率からのつながりで、このような話をされた先生がいらして。
ステージⅣなのですが、いつも楽しそうに過ごしている方に、「この状況なのに、なぜ楽しそうにできているの?」と尋ねたところ。
「身体の状態と、自分の気分は関係ないので、楽しく過ごした方がいいでしょう」
といったような事を、その患者さんが言われたんだそうです。
なるほど、確かにそうですよね。
自分の気分は、100%、自分がコントロール権を握っています。
私たちは、日々さまざまな「事実」に遭遇し、反応してしまい、それに釣られて気分が乱高下するのが常です。
とはいえ、その事実にどのように反応するかを決めるのもまた自分。
自分の母親が、初診ステージⅣだったこととも重ね合わせ、感慨深いセミナーでした。
行政書士阿部隆昭