仕事とは?、なんだ。
仕事ってそもそも何のことなのだろう?
中学1年生に対して仕事とは?という講義を仲間とやってきたのですが、自分の出来に惨敗感をいっぱいにして今これを書いています。
これから行われる職場体験の前提知識を持っていただくため、社会・組織・会社にはいろいろな役割の人がいて、それぞれがいるからこそ成り立ってうまくいっているのが社会であり、組織であり、会社である、っていうのを中学一年生に対して分かりやすくお話しようと思ったのですが、それが出来なかった。
ついこの前まで小学生だったちびっ子たちに「仕事とは?」を伝えることが難しいのは分かっているのですが、それにしても身近な事例を出して興味を持ってもらうなり、いろいろな方法があったのですが、できなかったです。
諸処の前提は変えられない中でも、その範囲で生徒たちに最大のパフォーマンスができなかったのはなぜだろうと一人で大反省会をしたのですが、一つ思い当たることがあって。
それはですね。
練習していないことは本番では出来ない
ということ。
資格試験で死ぬほど味わっていたはずなのに忘れていた。
世の中、何とかなるだろうを思っていることは大抵の場合、なんともならない。
と野村克也監督が言っていたかどうかわからない。きっと、言ってない。
でも、それは本当にそうで。
”どうせ聞くのは中学一年生だから”なんてことは絶対に思っていなくて、惨敗の原因は、「これだけは伝えたい」というものがないまま自分、本番を迎えてしまった。
世の中で最も貴重なものは「時間」で、それは誰にでも平等で、なので生徒たちの50分と大富豪の50分とは同じ価値で、その価値がムダになってしまってないかがとても心配だ。
過信、慢心は本当にイケない。
何事にも謙虚でないと本当にダメだなあと思った2016年9月9日午後3時でした。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭