人はモノゴトを単純化して考えたい。
これだけやっていれば大丈夫!
これさえやらなければ大丈夫!
この考え方が、●●制限ダイエットや、●●置き換えダイエットに突っ込んでいく要因です。
思考停止に陥ることは実に簡単です。
●●を摂らなければいい。
身体の中の体脂肪を落とすことはそれほど単純ではありません。
脂肪1キログラム=7,200キロカロリー
脂肪を1キログラムを落とすためには、7,200キロカロリーを消費する必要があります。
普通のペースのジョギング30分で消費されるカロリーは、300キロカロリーほどです。
ご飯茶碗一杯の白米でほぼ帳消しです。
”白米は食べないから大丈夫”
という方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から言えば、白米は食べたほうがいいです。
理由はシンプル、糖質が摂れるから。
糖質を毛嫌いする方も多いと思いますが、タンパク質、脂質、糖質、は、三大栄養素です。
糖質を摂らなければ他のシステムが働くとはよく言われること。
ですが、平常時に緊急時のシステムを発動することはどうなのだろう、と考えていただくとわかると思います。
ここではあえて、ダイエット方法のどれが正しい正しくないは言及しません。
減量とは、体重計の目盛りを落とすことと単純に考えてしまいますが、習慣とボディマネジメントの二つの話が本質的に含まれており、実は複雑です。
単純化して追いつくような世界ではないことが、自分自身でボディマネジメントに取り組むことでわかってきました。
そして、リバウンドと呼ばれる現象の要因も実にシンプルであることも知りました。
経営に携わっていても、人はモノゴトを単純化して考えることが大好きだと感じます。
これだけやっていれば当社は間違いなく成長する。
そんなことはない。
経営とボディマネジメントはとてもよく似ています。
と言ったことを先日面談した経営者と共感し合いました。
単に減量しても、痩せ細った魅力的な身体にはなりません。
”魅力的”というからには、自分もしくは他人から、”いいね”と言われる、または思ってくれる身体のラインのことです。
そうです、身体の中身までは他人は判断できませんから、身体の外見で”魅力的”かどうかを判断されます。
魅力的、こと身体のラインに限って、”魅力的”になるには”
メリハリボディ、とか言われますよね。
アレです。
メリハリって何だろう?
身体の凸凹があることを、メリハリがある、と言いますよね。
出ているところは出ている。
引っ込んでいるところは引っ込んでいる。
あるいは、
出したいと思っているところが出ている。
引っ込ませたいと思っているところが引っ込んでいる。
この状態をメリハリボディ、つまり、魅力的な身体と言われることの正体です。
実にシンプルです。
筋トレをしないダイエット方法では、ボディデザインが出来ないために、脂肪だけが落ちていくため貧相な身体になりやすいのです。
メリハリボディとは、真逆。
ここまで書いたことは、コロナ禍の期間、ある種類の論文や著作物を読んだうえでの考えです。
もちろん異なる見解の方々もたくさんいらっしゃるでしょう。
先日、フィットネスジムでトレーニングをしているイケメン若手ビジネスマンと上記も含めていろいろと雑談しました。
フィットネス、ヘルスケア界隈は、様々な考えがあり、かつ、玉石混交なので、とても面白いということで意見が一致。
弊所のご支援先でも複数のフィットネスジム、パーソナルトレーナーの事業者がおります。
リバウンドするダイエットより、リバウンドしないダイエットの方がいいに決まっています。
その理由、わかりますか?
ダイエットに取り組んだ時間を捨てる行為だからです。
なぜリバウンドするのか?
習慣になっていないから。
なぜ習慣にならないのか?
気になりますね。
行政書士阿部隆昭
アルコールを飲むならビール一択ですね。
理由は、