おはようございます。
昨日、不動産仲介業者さんと話しをしてて、”怖っ”ってなった話しを一つ。
中古マンションの売買です。
築年数は35年超だったかな、確か。
所有者は、不動産仲介業者自身です。
不動産売買の流れをご存知な方だったら当たり前のことですが、こんな感じで進みます。
①売買契約&重要事項の説明&手付金の支払い→②残金支払い&物件引渡し
昨日の段階では、①が終わって、②は未だ。
当初の引渡し日が延期になったので、理由を聴いたんですね。まあ、仲介さんがフレンドリーな方でしたので。
「なんで、延期になったんです?」
「いや、それが、上階から漏水事故がありまして。。その工事が入るので一週間後ろ倒しなんです。」
「でも、あれですよね、引渡し前で逆に良かったんじゃないです?」
「そうなんですよ!、いや私、◯◯さん(←マンションの購入者です)に火災保険入ったほうがいいですか?って聞かれた時に、火災保険なんて気持ちの問題なんで、いいんじゃないですかって言ってたぐらいなんです」
「あー、いや、まさか、ないだろうと思ったたコトが訪れるなんて思わないですもんね。ほんと怖い。」
なんていう、会話をしていました。
売買契約によって所有権が業者さんから買主に移転するのが原則なのですが、この契約には売買代金全額を支払わないと買主に移転しない特約(いまは特約がついている契約のほうが多いですが)が付いています。
なので、漏水が起きたときの所有者は、業者さんなので、火災保険に入っていた業者は保険で対処出来たというわけです。
中古マンション、特に築年数が古いマンションですと経年劣化等による事故(今回の場合も、上階の居住者の過失ではないらしいです)はある程度避けられないと思っていたほうがいいでしょうね。
火災保険に限らず万が一のときに備えるのが「保険」の役割。
死亡保険でしたら、万が一は100%そのヒトに訪れますが、
火災・地震などは、その万が一さえ自分の身に降りかからないんじゃないかと思ってしまうのはある意味仕方ないのかなと思います。
後悔しないためにも、保険は欠かせないですね