日本FP協会が発行している「FPジャーナル7月号」で独立系FPのビジネス事例ヒアリング調査の結果が掲載されています。
協会でも初めての調査とのことですが、FPという職種の実像をよく捉えたものになっています。
ただし、調査対象者としてあらかじめ「確固とした特色ある業務展開をしている人など」を選出したとのことなので、反映されている意見は所謂FPとしての成功者のものになっています。
「経営状況・業績」項目では、「講演」を収入の柱に挙げるFPが多かった、とあります。
逆にいえば、講演で稼げるぐらいのものがないとFPとしてはやっていけない、とも言えるかもしれません。ライフプランニングの相談が主力です、という訳ではないようです。
また、年間収入の内訳では、2名の方が
「講演・執筆でそれぞれ4割、相談2割」とされています。
この調査の前提である選出者が、「相談業務メインではなく講師業や商業出版の経験のあるような業界で有名な人」ということであれば調査結果は納得がいきます。